限界深読みオタクにとって「映画 少年たち」はグロ映画だ
(鑑賞終わりにめちゃくちゃな勢いで書いてるので読みづらいところがあったらすみません)
(あとまだ一回しか見てないので初見の感想だと思ってください)
(映画少年たちネタバレを含みますのでお気をつけください)
簡潔に言うと、
少年たち、グロ映画だった。
ちなみにここで言う「グロ」とは決してスプラッタ的な要素があったとかそういうのではない。映画の中で彼らは殴ったり殴られたり怪我をしたりするけど、血を吐いたりだらだらそれを流したりはしない。
ではなぜ私は「グロい」という感想、印象を抱いたのか?
「少年たち」は、もともと舞台作品だ。ジャニーズJr.が伝統的に毎年日生劇場で、自分の名前の付いた役どころで、監獄の中で葛藤する少年たちを演じる。
今まで特に名言してこなかった気がするけど、この舞台をはじめて観たときの感情はよく覚えている。
「ああこの作品は、監獄のこの独特の閉塞感を彼ら本人たちとリンクさせてエモくなって楽しむ作品なんだ」とめちゃくちゃな衝撃を受けたから。あの舞台に立つ自担・京本大我さんをはじめSixTONES・SnowManのメンバーの、身体から湧き出る「歳を重ねたジャニーズJr.独特の閉塞感」を垣間見てしまったような気がしたから。
映画は、それをより可視化したものだと思った。私はそれがとてもグロテスク、つまり悪趣味で気味が悪いものに感じてしまった。
それを深く印象付けたのは、京本大我さん演じる「ジュン」が死んだ7年後、改装して煌びやかに飾られた「かつての監獄」でショーが行われるシーンにその全てが詰まっている。
彼らの刑期も全て終わったと思われる7年後、彼らの居た監獄は、鹿鳴館を思わせるような内装のプリズンホテルに改装される。
出所した彼らはほとんどが皆このプリズンホテル、および周辺の「案内人」や「プリズンホテルを取材しにきた記者」となる。(岩本だけは意味深に、未だ流れ者のような格好でかつての仲間の残した形見を眺めるシーンが挟まる)
プリズンホテルの真ん中にはホールがあり、まるで「SUMMARY」や「アイランド」を思わせるようなショータイムが始まる。円形ホール。老若男女の客がそれを取り囲むように感激している。
そのショーを演じるのはSixTONESやSnowManの後輩にあたる「HiHi JET」や「美 少年」そのほか小さなJr.たち。
ショーの途中、かつて監獄にいた少年たちの更生を思わせるように、SixTONESやSnowManや関ジュの彼らの働く姿を描くシーンが挟まる。
いやグッロ!!!!!!!??????
この後にも最大のグロが来るんだけどちょっと待って一回止めます!!!!これグロすぎない!!!???
ジャニヲタをやっているとたまに「キャリアの長いJr.がキャリアの浅いJr.グループのデビューシーン(または煌びやかなシーン)に駆り出される」っていう避けようのないグロシーンに直面することがあるのですが、
いやなんで急にそれを少年たちでやった!???!??
何が悲しくて俺ははいびーのショーの補佐をするスノストを見せられているんだ!!!???(しかも自担はいない)(そしてはいびーやちびジュに罪はない)
このショータイムだけでもうすでに瀕死だったのですが、極め付けなのはラストだった。
「子供は大人になれるけれど
大人は子供にかえれない
だからこの想いを 時を止めて…」
(細かいところ間違っていたらすみません)
映画の最後に、このような文章が白地に黒い文字で大写しになった。
映画という映像媒体で、わざわざ「文章」を一定秒数使って大写しにするとはつまり、そうまでして伝えたかった、印象に残したかったということなんだろう。ジャニーさんがこの「少年たち」を通して伝えたかったことが、上記の文章に集約されているんだろう。
正直に言って、あまりにもド直球の欲望すぎて吐き気がした。
いや、オシャレに言ってるけどこれどう考えても「男の子、永遠にショタのままであれ」って解釈できるよね?
それをさっきのショータイム(年若いJr.のショーを支える監獄から脱した年長Jr.)のシーンを見せられた後に大写しにするってどういう神経?
スノスト+関ジュの少年たちを見にきてる年長Jr.ファンのワイは普通に「うーんお先真っ暗★」って気持ちになったけど!!!???
舞台少年たちをただ映像化したものだと思っていた。横浜で見た端的な映像だけで「なるほどインド映画か!」とタカをくくっていた。
まさかこんなにショックを受けると思わなかった、と言いつつ、こんなことで深読みしてショックを受けている自分のことも自嘲はしている。そうだよこれが噂の繊細ヤクザだよ。
私はSixTONESが好きだし、京本大我さんのことがとても好きだ。絶対に幸せになってもらわないと困ると思っている。
少年たちの映画化と聞いて、京本大我さんは映画ではどんな役を演じるんだろうと思っていた。
そしたら大我さんの役はあっさり死んだ。
死んだ後にはジャニアイのようなショータイムが始まった。
そして極め付けにジャニーさんのポエムが大写しになった。
もうなんか
なんて日だ!!!!???
もうフォントサイズをでっかくしてちょっとポップな記事風にしないとこの感情のグチャグチャを人に見せられる体裁に整えることができない。
という訳で限界深読みオタクの皆さんはどうか心して鑑賞してください。
映画少年たち、ただのインド映画ではないぞ。
ジャニオタが突然AAAにハマったのでコンサートの感想とメンバーの印象を書くよ!(CALセトリバレあり)
10/18追記:たくさんのAAAのファンの方にご覧頂いているようで感謝申し上げます……!こちらの配慮が足らず追記でのご連絡となり申し訳ございませんがこちらの記事には一部今回のAAAドームツアー「COLOR A LIFE」のセットリストのネタバレになる内容が含まれております。ご注意の上、ご覧いただけましたら幸いです。
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こんにちは、普段はジャニーズJr.で「SixTONES」というグループに所属している人間ダイヤモンドこと京本大我さんを応援しているしがないジャニオタです。
この度本年で結成13年目を迎えるベテラングループ「AAA」に何の因果か急にハマッてしまい、転げ落ちるようにコンサートに参戦してしまいました。
きっかけはメンバー日高光啓さんのソロ活動ことSKY-HIで、ぼくのりりっくのぼうよみさんとコラボしていた「SKY-HI / 何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ (Prod.SKY-HI) - YouTube」が素晴らしく、ノリでアルバムを購入したところあまりのラップのヤバさとあまりの顔の良さにスト~~~~~~~~ン!と落っこちてしまった次第です。
まあオタクなんで好きだな~~!?って思ったらその人の活動全部知りたくなりますよね。しかもオタクは「グループ」(意味:ある運命または宿命によって全くの他人同士が突然長い時間を過ごすことになること)が大好きですよね。
そんな感じでごく自然な流れで「AAAにいる時の日高さんってどんな感じなのかな~」と、AAAのことが気になってきたわけです。
それで早速YouTubeを開きまして。AAAの曲はいーじゃん!いーじゃんスゲーじゃん!(@Climax Jump)とハリケーン・リリ、ボストン・マリしかシラネ~~っぞ!って感じだったんですけど、
いや新曲の「DEJAVU」めっちゃカッコイイやんけ。ってことに気付いてしまいます。
もともとキスマイを通っているオタクだったのでいわゆる「ゴリゴリのエイベサウンド」がめっちゃ好きだったのも敗因でした。気付けばウキウキと最新アルバムを予約し、コンサートのチケットを探していましたね。(しかしせっかく地元名古屋に来てくれる日にSixTONESとSnowManの舞台「少年たち」を観に行っているという始末)(大阪に行きました)
そんなこんなで完全にモチベーションというものがK点越えしていた9月29日(土)、私は京セラドームに馳せ参じました。
結論から言ってこのコンサートがマジでクッッッッッッッッソ楽しかったです。
予習で10周年記念の時に公式からアップされていた「AAA / AAA 10th Anniversary Selection ~Upper Songs~ - YouTube」を見ていて(ってかこの動画マジ布教活動に最適じゃないですか?さすがエイベ)これの12:10〜39辺りで「20秒足らずでラップを挟みながらめちゃめちゃに煽るし喋る」この日高さんがめちゃめちゃ好きで、
暑いよ〜!もう汗だく〜!でもさ〜!せっかくだからこのまま〜!夏より暑い一日一緒に作りませんか〜!!フゥ!\〜♫/フィーリーインエー 心の鍵を外してー聴かせてくれ\オッオッエーオゥ/聴かせてくれ!\オッオッエーオゥ/もっともっと!退屈が一転 君といれば毎日がウィークエンッイクゾッ!\オッオッエーオゥ/もういっちょ!\オッオッエーオゥ/サイコ〜ウ!
クッソ聞いてたのでLove Is In The Air聞けたのもめっちゃアガッたし(死ぬ気でクソデカ声でオッオッエーオゥした)
名曲「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」からの「Tomorrow」ではド新規のくせにガチ号泣して後ろの子どもが「ママ~前のお姉ちゃん泣いてる~」って言ってたし。
あと西島さんのお誕生日をお祝いすることが出来たのですが、隣に座っていらした西島さん推しの方が「推しの誕生日を祝えるなんて……」と泣いてらっしゃったのがオタク的にグッときすぎて私も泣きました。(その西島さん推しの方に日高さんのリングをもらってしまった)(めちゃいい人だった)
何より入り口は日高さんでしたが、他のメンバーがめちゃめちゃカッコイイしかわいいし面白いってことも知ってしまって、基本的にグループを箱推ししたい私は「いやもうこんなもん大好きやんけ」とコンサート中マジで50回くらい内心キレてました。完全に沼が増える気配にキレてた。
そんなわけで(?)下記にそれぞれのメンバーの印象をつらつらと書いていきたいと思います!AAAを知らない方もちょっとこの機会にぜひ「ほぉ~~ん」と思ってくださると嬉しいです!
▲意気揚々とファミマコラボのチケットケースを入手しました。
西島 隆弘(にしじま たかひろ)
ソロ名義:Nissy 1986年9月30日(31歳) 北海道札幌市 170cm O型
友達の彼氏にめっちゃ似てるので「友達の彼氏顔」だなと思っていました。歌が抜群にうまい。たれ目とフワ~ンとした雰囲気でフワ~ンとした人なのかな?と思ってたら全然違った。率先してボケ散らかして特に片付けない。しかもボケ方が独特。詳しくは「麦チョコ 西島」で検索。
AAAを知ってから調べ始めた中で一番パーソナルイメージとギャップがあった人でした。いや顔だけ見たら完全にチャラ優男やん?蓋開けたら若干サイコみすら感じるボケ散らかし魔人だった。麦チョコだった。普通にソロのメディア素出だけ見てたら優男のイメージのままで止まっていたぞ……。ヤバさが深みにハマらないと気付かないようなシステム(?)になってるところがすごい。飄々とした感じなのに他のメンバーの外部仕事の内容もきちんと把握してたり、自分たちのMVを100回以上観たりしてて「エッそんな感じなのにメンバー愛に溢れてるの?沼じゃん」ってなりました。西島さんがやる日高さん物真似(ex.「Love Is In The Airの日高の動き」「面白くないのに笑ってるときの日高」)が若干dis入ってるんですけどクソ似てて好きです。
ソロ名義「Nissy」での曲「トリコ」が夢女ぶち殺し祭りだったので見てください。西島さんのこなれた雰囲気の喫煙、ヒモみ(働いてるけど)が見所。
Nissy(西島隆弘) / 「トリコ」Music Video - YouTube
宇野 実彩子(うの みさこ)
ソロ名義:MISAKO UNO 1986年7月16日(32歳) 東京都江戸川区 160cm
通称宇野ちゃん。現状唯一の女性メンバー。超絶ハイカーストみを感じる。間違いなくメンバー内最強。いやAAAって「男女混合でうまくやってけんの笑」「メンバー内で付き合ってるんじゃないの笑」っていう邪推が付いて回ると思うんですけど(私もそうだったし……)実際にコンサートに行って感じたのは宇野ちゃんと男性メンバーの絡みが「最高」だったということに尽きます。よくある「男女仲を超えて仲が良い!」とか「オンナだと思われてない笑」とかいう大学生が言う世界一信用できないワードNo.1、2みたいなノリではなく「男性メンバーは普通に宇野ちゃんを女性として扱っているんだけど、そこに色恋の気配を感じるような生々しさみたいなものはなくて、全員が対等の位置に居る」という、いやこれ男女混合グループとして最高の形に落ち着いてない?そこに辿り着いてるAAAマジ最強じゃない?という感じなんですよ。彼らに流れている空気感はまさに「リスペクト」ではないかな、一言で言うなら。これ私の中で「あっAAA推すわ」って思ったきっかけでもあるので後述でも書きます。
宇野ちゃんメインボーカルで周りで男性メンバーがガシガシ踊るような構図がザ・エイベ!!って感じで大好き。キスマイでいうところの藤ヶ谷さんセンター曲的な。
浦田 直也(うらた なおや)
ソロ名義:urata naoya 1982年11月10日(35歳) 東京都 178cm B型
ガチョウの刷り込みが如く直感で「この人はママだ!」と思ったらやっぱりママだった。パパじゃなくてママです。ちなみに肝っ玉母さん的ではなく「あらあら~」って子ども(メンバー)を思う存分見守って「こんなの作ってたのよ~」って(ファンに)報告してくれるタイプの優しいママ。基本的にMCは浦田さんが担当されていて、メンバーがボソっと言ったしょうもないことも「みんなちょっと聞いて!今○○がこんなこと言ってた」と話題にあげてくれる、ワチャワチャ好きとしてはその仕事ぶりに感謝の気持ちとしてお金をあげたいと思ってしまう感じのプロ。
めっちゃ良かったのがキズナ合宿(後述します)でおやつを買うおこづかいが無くなってしまった與くんがみんなに分けてもらったお金で鯛焼きを買って食べようとしたときの
浦田「ありがとうは?」
與「…!ありがとう😊!」
っていうやり取りが……良くて…完全にママと末っ子……しかも地味に一番お金多くあげてるのが浦田さんっていう…いかつい見た目なのにママで美声だからギャップで脳内が混乱する。あと西島さんと仲が良いみたいでやり取りが仲良し男子のそれって感じでニッコリします。
日高 光啓(ひだか みつひろ)
ソロ名義:SKY-HI 1986年12月12日(31歳) 千葉県市川市 173cm O型
AAAのラップ担当。私の入り口はここから。ボキャブラリーが多く、高速ラップをやってのける滑舌ということで回し・MCを担当されることもあり、でも高確率で自らチョケにいったりするリベロ。西島さんがボケ散らかした時に更に日高さんが便乗したりして余計大変なことになってるのが好きです。
ブログやMCがアツイ。そして長い。そのブログの長さと長いのについ読みふけってしまう巧さははてブにおけるセクゾ担や松村北斗担のブログを思い出す(思い出すな)
いや日高さんってたぶん相当頭良くて、ブログやMCで直接ファン、または不特定多数の人々に呼びかける時使うのは言い含みや「これ以上は察して」みたいな曖昧なところのない真っ直ぐでわかりやすい言葉ばかりだという……。いやこれマジで頭いい人の所業ですよ。(岡崎体育さんのファンクラブに関して言及したブログを読んで特にそれが顕著だなと思いました。メチャクチャわかりやすくかつ終始軽快な雰囲気を崩さないことに徹底していてすごいので見て→岡崎体育氏の件を見てて言わなきゃと思ったお金の話 | SKY-HI(日高光啓)オフィシャルブログ「SKY'sTHE LIMIT」Powered by Ameba)本当はもっとめちゃくちゃ難しい言葉を使って話せるんだろうな…って思わせられる。
あと私頭が良すぎる人が頭が良すぎるがあまりウィットに富みすぎてる小ボケをかましてしまって誰も周りにわかる人が居なくてシンッてなっちゃうやつがめっちゃ好きなんですが、日高さんは10回に8回くらい周りをシンッてさせててあまりにもめっちゃ好きでした。
全然関係ないけどペプシのよくわからんプロモーションで公開された「MOMOTAROの歌」が完全に大真面目にフザケてるので聴いてほしい。
あとこの曲についてのインタビュー(桃太郎も奮い立つ!?超高速ラップが炸裂するSKY-HI「MOMOTARO の歌」!! | OKMusic)もヤバイ。
――実際に目の前に鬼が現れたらどうしますか?
とりあえず対話は試みたいですよね。話せば意外と分かるんじゃないかと。その可能性は捨てたくないですよね。
いやもう完全にチョケてますやん。
與 真司郎(あたえ しんじろう)
ソロ名義:SHINJIRO ATAE 1988年11月26日(29歳) 京都府八幡市 171cm
お顔がとてもシュッとしてる。めちゃくちゃ整っている。AAAにハマってから昔の映像を見てたら10年前の映像でもお顔が変わっていなくて衝撃を受けた。荒木飛呂彦か與真司郎かってレベルで年月を感じない。なぜか西島さんとよく名前を混同して覚えがちだったんですけど中身的な意味でも全然違う人だった。
キャラクターはちょっとクールで芸術肌…かつドドドドドドド天然。ただし画伯。そしてメンバーの末っ子なのでクソいじられてる。主に西島さん、日高さんの悪ふざけに巻き込まれて「もお~~いやや><なんなん><(京都訛り)」とキレてる姿が最高にかわいい。あと日高さんのクソみてえな下ネタに対して「さいあく><」って嫌がってたりするのもよい。それでいて末っ子力を遺憾なく発揮して全然人の話聞いてないみたいな所もある。いやマジでジャニーズで言うなら玉森裕太。フワフワポヤポヤしてるのになんとなくメンバーから許されてかわいがられて愛されてるズルイ人……。
あと與さんは歌声がハスキーでセクシーですね!!?ハスキーボイスフェチにオススメ!!
末吉 秀太(すえよし しゅうた)
Shuta Sueyoshi 1986年12月11日(31歳) 長崎県佐世保市 167cm A型
顔がエッチ。そこはかとなく漂う「モテる」オーラがすごい。菊池風磨さんに似たものを感じる。最新アルバムリード曲の「DEJAVU」MVでのアイメイク姿がまるでV系バンドの女形のような綺麗さで「うわこれ絶対バンギャ全員打ち落としにかかってますやん」って感じで最高でした。案の定元バンギャのうちのオカンが「AAAにこんなキレイな顔の子いたの!?」って言って秒オチしてた。完全に現代で流行る顔してる。私がJKだったら「しゅうた」ってメルヘン文字でうちわかボード作りたかった。完全にガチ恋枠。
ダンスとアクロバットが得意で運動神経がヤバイ(ヤバイ)。そしてコンサートだと「オメェら聞こえねえぞ!!!」ってめちゃめちゃオラついた煽りをしてくれて最高。これ書いてる間に「あの人やあの人やあの人たぶん秀太くん好きそうだな……」って知り合いのオンナの顔が浮かぶくらい沼みを感じる人。森田剛、菊池風磨、髙木雄也、田中樹、森本慎太郎辺りが好きなオンナ、あなたのことだよ。
って感じでもう全体的に誰推してもClap your hands PARTY IT UP!(@ PARTY IT UPマジでブチアゲソングです)やんけという美味しいグループでした。
あとコンサート行く前、オタクなのでせっかく行くなら他のメンバーや曲のことも調べておいたほうが良いよね!と「AAA ブログ」「AAA おすすめ」と検索しまくってたんですけど、どうやら「キズナ合宿」というのがヤバイらしいという噂を目にしまして……
感想などを見ると「お化け屋敷面白すぎ」「まるでセクチャン」(@Sexy Zoneチャンネル)いやもう絶対好きでしょ。オタクたるものみんな一回は推しグループまたは推しに「お化け屋敷に入ってワチャついてほしい」と願ったことあるでしょ。AAAもう叶ってるやんけ。
で、中国用のアップルアカウントを取得したりとかかなり無理をしてその噂のキズナ合宿を見ました。余談ですが私は濱キスでキスマイに落ち、ボイナイでボイメンに落ち、そしてジャニーズJr.YouTubeチャンネルを毎週嬉々として視聴しているオタクです。
そこにはバチクソヤバイラップをかますSKY-HI……ではなくしょうもない小ボケをかまして誰からも拾われずシンッてなってる顔が良すぎる残念なイケメン日高光啓さんが!!!
それでまあ気付いたら普通に陥落してましたよね。
「キズナ合宿」というのは全員で小旅行をしながらさまざまな「キズナチャレンジ」に挑戦してメンバー同士の絆を深めよう!というコンセプトなんですが、そのチャレンジというのがだいたいのオタクが大好きな「みんなで料理に挑戦しよう」とか「ゲームで最高点を出そう」とか件の「絶叫乗り物(お化け屋敷、ジェットコースター)に挑戦しよう」とかいうワチャつき必至の最高企画がてんこ盛り。しかもそれが6時間分くらいある。だいたい最高な企画があると「ああ~~これ6時間見たい!」ってなりますよね?AAAは6時間見れた。気になる方はぜひ中国用のアップルアカウントを取得したり無理して見てみてください。無理しなくてもYouTubeにちょろっと上がってたりします。
で、更に私が「あ~~~もう完全に好きぴ~~~」となったのが宇野ちゃんについてのとこでも書かせてもらった、彼らに流れている「リスペクト」という空気感でした。
京セラドームのMCで與さんが「宇野ちゃんが誕生日だった時にサプライズしようと思ってマネージャーにタイミング聞いてからホテルの部屋に突撃したら宇野ちゃんが裸にバスタオルだけ掛けてマッサージ受けててゴメン!!ってなった」って話をしてて「それ一歩間違えたらダメでしょ」って日高さんはじめみんなが総ツッコミしてたんですけど、これだけでめっちゃ良いポイントあるやんけっていう。
良いポイント
➀宇野ちゃんにサプライズする最年少與さんかわいい
②ちゃんとマネージャーさんにタイミング確認するのかわいい
③もう13年の付き合いでもゴメン!!ってなるのかわいい
④「一歩間違えたらダメでしょ」ってちゃんと宇野ちゃんのこと尊重してるのかわいい
いやこれさあ~~普通の人間だったら「オメ~の裸なんかキョーミね~よ」みたいなこというやつ居るじゃん!??
私もし宇野ちゃんがそういうポジションに収まってたり、宇野ちゃんがそういうポジションに収まることを良しとしてしまう人が一人でもAAAのグループ内にいたらもう絶対に推せなかったと思うんですよ。そういう「勘違いすんじゃねえよ笑」的な男女の関係って、言う側は「対等に扱ってやってる」と思ってるのかもしれないけど全然ちげえからなぶっ殺すぞって感じじゃないですか(※自分がそういうポジションで生きてきたので恨み言が入っています)
でもAAAの関係性は違った。それぞれがそれぞれを尊重し合って、助けられるところにはさり気なく手を貸してあげるっていう、男女混合グループとしての理想の関係性がありました……。
あとよく見てると男性メンバーみんな宇野ちゃんのことさりげなく助けたりしてあげてるんですよね……階段で手を差し伸べたりとか……クソオタなので普通にそういうの「萌える」んですよね……。
マッジで「男女混合でうまくやってけんの笑」「メンバー内で付き合ってるんじゃないの笑」って邪推してる人ほんと目をかっぽじって見てくれ。AAAはすごい。昔の映像もめちゃくちゃやればなんとか見られるし何よりメチャメチャ映像作品も媒体として残っているので「13周年で急にハマるとか13年分知りたい考察オタクつらいな」って思ってた私でも「いける」という確かな確信を得たので今からでも全然大丈夫。
そんな感じでザーーーーーッと勢いのまま書きましたが、以上がジャニオタが急にAAAにハマッてしまった顛末でした。
そしてもしこれを読んで下さった方の中にAAAのファンの方がいらっしゃいましたら、ジャニーズJr.グループ「SixTONES」も「持ち曲最高・ワチャつき最高・顔面偏差値と身長・最高」なので是非見てみて下さい!!!!
SixTONESのオンナは絶対「ヒプノシスマイク」が好きだからキャラクター紹介をするよ!
めちゃくちゃに久しぶりにブログを書きます。改めましてこんにちは、社畜兼ドルヲタのあよです。この度ドクソ「ヤバイ」コンテンツに足を踏み入れてしまいましたので、タイトルにも書かせて頂いたことを繰り返し申し上げます。
ジャニーズJr.の爆モテDKグループことSixTONESのファン
の皆様は絶対にヒプノシスマイク(以下ヒプマイ)が好きです。
Q.ヒプノシスマイクとは何か?
簡単に言うと女性向け2次元コンテンツ初の男性声優を起用したラップ(ヒップホップ)CD企画です。
※もっと詳しく!という方はこちらのブログがジャニヲタ向けにはサイコーに読み応えあってわかりやすいので大変オススメです!私もこれ読んでファーストライブ行ってハマりました。(トラジャ担の方が書いてると言うだけで異常な安心感がありませんか?)
takoyakitabetai.hatenablog.com
上記のブログでも紹介されているけれど、とりあえずまずはこれを聞いてほしい。
Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Music Video
それからこれを読んで欲しい。(ヒプマイの世界観のあらすじ的なものです)
H歴。武力による戦争は根絶された。
勿論、そこには多大という言葉ではくくれない程の犠牲を払ったのだ。
野蛮な男に変わり、女性が覇権を握ることになる。中王区と呼ばれる、男性を完全に排除した区画で政は行われるようになった。
そこで新たな法が制定された。その名もH法案。人を殺傷するすべての武器の製造禁止、 及び既存の武器の廃棄。しかし、それだけでは愚かな男性の争いは根絶されない。
なので、争いは銃ではなく人の精神に干渉する特殊な【ヒプノシスマイク】にとって変わった。
言葉が力を持つことになったのだ。
そして争いに親和性のあるラップを使い、優劣を決する世界になった。
男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン等の区画で生活をすることになる。
各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、 勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。
これは、兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で紡がれる男たちの威信をかけた領土バトルなのだ。
(男性声優キャララップバトル『ヒプノシスマイク』オフィシャルサイトより引用)
はい、よくわからないけどなんか好きでしょ?
SixTONESのオンナ、意味わからんけどなんかエモみを覚えるやつ好きでしょ?
あと逆に言うとヒプマイのオンナもSixTONES好きだと思うんですよね!あ、SixTONES界隈はファンのことを「オンナ」と呼ぶ傾向があるので便宜上ヒプマイのファンの方もオンナと呼ばせて頂きました!
ヒプノシスマイクは男性声優のラップCD企画ということで、現在(2018年5月時点)5枚のシングルCDが出ています。男性声優の~とは言っても声優さん本人が自分の名前で出しているわけではなく、それぞれ12人のキャラクターが居て、彼らが3人ずつ4つの「チーム」つまりグループに分かれてCDおよび曲を出しております。
その4つのチームというのが上記の引用部分でも出てきた「イケブクロ・ディビジョン」「ヨコハマ・ディビジョン」「シンジュク・ディビジョン」「シブヤ・ディビジョン」になります。つまりこの各地のチームそしてキャラクターが最高なんですよって話です。
というわけでここからが本題です。
マジでまずSixTONESのオンナたちにヒプマイ勧めたいんで今からヒプマイのSixTONESっぽいところ延々書きます。あとワンチャンヒプマイのオンナにSixTONES覚えて帰ってもらいたいんで素直にダイマします。
【大前提】「SixTONES」とは?(以下筆者主観)
ジャニーズJr.内6人組ユニット。髙地優吾(こうち ゆうご)*1 、京本大我(きょうもと たいが)*2、田中樹(たなか じゅり)*3、松村北斗(まつむら ほくと)*4、ジェシー(じぇしー)*5、森本慎太郎(もりもと しんたろう)*6からなる。
既にデビューしているジャニーズグループで例えるならKAT-TUNの系譜を色濃く受け継ぐ。他の追随を許さないオリジナル曲の強さが魅力。
一番最近出したオリジナル曲が最高に強いので聴いたことある人ももう一回聴いて下さい。↓
SixTONES「Jungle」(「ジャニーズJr.祭り 2018」単独LIVE in 横浜アリーナ)
というわけで(?)下記よりヒプマイのキャラクターたちをSixTONES度で表して紹介したいと思います。
ヒプマイのキャラは苗字名前の他に「MCネーム」というラップバトルで使用する通称があるのでそちらも合わせて紹介しますね!ジャニヲタにわかりやすく言うなら「田中聖=JOKER」みたいな感じです!
イケブクロ・ディビジョン/チーム名:Buster Bros!!!(バスターブロス)
↑上段左が二郎、右が三郎、下段中央が一郎
3兄弟からなるチーム。この時点ではい好き~ってなる人多いと思う。いや正直実質田中家。概念は田中家。個人的にはまずはイケブクロのCDを聴いてほしい。わりと他のディビジョンはキャラクターの強さで台頭してくる感じがあるけどイケブクロは正当派って印象です。
山田一郎 / MCネーム:MC.B.B(CV:木村昴)
ジェシー度★★★★★
髙地優吾度★★★★★
Buster Bros!!!リーダーで山田家長男。とにかくこの一郎を演じる木村昴さんのラップが最高なので聴いて下さい。ヒプノシスマイクの主役級キャラクター。世界中の最高の「兄」という要素を集めて「男気」で煮っ転がしたようなガチ恋キャラ。いやSixTONESのオンナは全員たぶん一郎は無条件で好きだよ。抱かれてるよ。でもアニメオタクです。
何度でも言うけどラップが最高。ソロ曲は木村昴さんご本人が作詞をされている。
「ヨコハマ・ディビジョンの左馬刻とはとある事情で犬猿の仲。」なので要チェック。
山田二郎/ MCネーム:MC.M.B(CV:石谷春貴)
田中樹度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
山田家次男。いや正直これが言いたいがためにこのブログ書いてる。二郎はマジでだいぶ田中樹。簡単に言うと童貞だった頃の田中樹。(それは田中樹なのか?)
兄の一郎を「神格化」している。(沼)
チームの顔役と呼ばれている。つまりコミュ力が高い。=樹ちゃんやん。
ソロ曲の「センセンフコク」が最高にかっこいいのでオススメ。推しメンまたは推しキャラにこんなソロ曲あったらブチ上がるな~~!って感じ。こちらでちょっと聞けます→ヒプノシスマイク「Buster Bros!!! Generation / イケブクロ・ディビジョン Buster Bros!!!」Trailer - YouTube
ヨコハマ・ディビジョン/チーム名:MAD TRIGGER CREW(マッドトリガークルー)略してM.T.C
↑上段左が銃兎、右が理鶯、下段中央が左馬刻
クッッソ治安が悪い。正直このチームは概念ごとSixTONESみたいなところある。メンバーがヤクザ、悪徳警官、軍人。しかしメンバーがメンバーなので結束力が高い。ドラマCD内での喫煙率の高さが異常。治安が悪い(二回目)
碧棺 左馬刻(あおひつぎ さまとき) / MCネーム:Mr.Hc (CV:浅沼晋太郎)
上田竜也(KAT-TUN)度★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ごめんSixTONES内で計れなかった。
M.T.Cのリーダー。ヨコハマ界隈を生業にしているヤクザ。名前スッと読めないキャラクター第3位。左馬刻様と呼ばないと駄目。ガンギレしっぱなしの上田竜也さんって感じ。家庭環境がありえん複雑で妹を大切にしている。「イケブクロ・ディビジョンの一郎とはとある事情で犬猿の仲。」なので要チェック。
入間 銃兎(いるま じゅうと) / MCネーム:45 Rabbit (CV:駒田航)
田中樹度★★★★★
松村北斗度★★★★★
警官。暴行するしワイロやゆすりも平気で行うヤバいタイプの警官。なんだけどMTCメンバーに対しては「面倒見が良く、他の2人の纏め役に回ることが多い。」という苦労人ポジション。ツッコミ役の苦労人っぽさは田中樹、ルックス(七三分けメガネ、スーツに黒手袋)のサブカル女殺し度が松村北斗に通ずる。MTCはだいたい銃兎の運転で移動している。
毒島メイソン理鶯(ぶすじま めいそん りおう)/ MCネーム:Crazy M(CV:神尾晋一郎)
元海軍の一等軍曹。ルックスがジェシー。「軍の復活を信じて山奥でサバイバル生活を送っていた」というリアルサバイバー。軍人だけどラップバトル以外では「穏やかで人に尽くすことが好き」というママポジション。良かれと思ってチームメンバーにゲテモノ料理を食わす。すごく良い笑顔で嬉しそうに食わす。すごく嬉しそうなので上田竜也(左馬刻)でさえも強く言えずにゲテモノ料理を食う。この辺が京本大我さんみを感じる。
シンジュク・ディビジョン/チーム名:麻天狼(マテンロウ)
↑上段左が一二三、右が独歩、下段中央が寂雷
治安の悪いシルバニアファミリー(病める街の小さな診療所)と勝手に呼んでいます。メンバーは医者とその患者だったサラリーマンとそのサラリーマンのダチだったホスト。医者に面白がられてチームを組んでいる。サラリーマンとホストが幼なじみでめっちゃ仲良いのがエモい。
神宮寺 寂雷(じんぐうじ じゃくらい)/ MCネーム:ill-DOC(CV:速水奨)
川島如恵留(Travis Japan)度★★★★★★★★★★★★★★★
髙地優吾度★★★
麻天狼のリーダー。天才医師。貧しい人には無償で手当をするという新宿のマザー・テレサ。ラップで回復ができるというドラクエの僧侶的な能力を持っているらしい。ヒプマイキャラの中で一番の年長者(35歳)。
完全に主観だがママみが深い。麻天狼のママっていうかヒプマイのママみたいなところある。って考えたら「いやSixTONESママみあるやつそんないねえな」ってなって急遽ジャニーズJr.のTravis Japanというグループのママ(ママは筆者所感)の川島 如恵留(かわしま のえる)さんをあてがいました。わりと概念もノエルさんに近いところある(天才型、そこはかとない天然み、年上のお姉さんみなど)
「君らも男ならラップできるだろう?」が名言。
伊弉冉 一二三(いざなみ ひふみ)/ MCネーム:GIGOLO(CV:木島隆一)
手越祐也(NEWS)度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
いやごめんこいつァ手越だわ~!SixTONES内で計れなかったわ~!女性恐怖症でフェミニストの手越で~す!(それは手越なのか?)
ホスト。公式のコラボカフェのイメージドリンクが8万円のシャンパンタワー。そしてソロ曲を作詞したのがまさかのオリエンタルラジオ・藤森という完全に話題に事欠かないキャラクター。普段はチャラチャラしているが実は女性恐怖症。(でもホスト)しかし二重人格でホストのスーツを着ると女性恐怖症が直るという設定盛り込みすぎキャラ。「独歩とは小学生からの付き合い。」という、へえ…と思わせる公式設定がある。
ちなみにコラボカフェメニューがこれです。(カラオケの鉄人公式Twitterより)
twitter.com速報【ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- ×カラ鉄】5/16(水)よりコラボ開催決定!新曲4曲の歌入りverの配信や課題曲チャレンジの実施、各楽曲をイメージしたコラボドリンクの販売に、ディビジョン限定のスペシャルメニューが登場!詳細→https://t.co/bVkxrRUJjv #ヒプマイ pic.twitter.com/W58UhB9MnY
— カラ鉄公式アニメゲーム情報 (@animegame_kt) 2018年5月14日
シブヤ・ディビジョン/チーム名:Fling Posse(フリングポッセ)
↑上段左が幻太郎、右が帝統、下段中央が乱数
筆者の推しディビジョン。天然女たらしのデザイナー、ペテン師の文豪、ギャンブラーという曲者揃いのチーム。うまくいえないんですけどポップな感じで人を殺しそうなところが好きです(筆者所感)
飴村 乱数(あめむら らむだ)/ MCネーム:easy R(CV:白井悠介)
手越祐也(NEWS)度★★★★★★★★★★★★★★
あ~乱数もそこそこ手越だったわ~!またSixTONES内で計れなかったわ~!かわいい顔でオンナを惑わす設定が公式で~す!!
Fling Posseのリーダー。職業はファッションデザイナー。 「小学生に見える程幼く見え、女性には年下でも全員『お姉さん』と呼ぶ。持ち前の可愛さで凄まじくモテるが、特定の相手は作らない。」が公式。シブヤのドラマCDは乱数がオンナにキャーキャー言われてるところから始まります。
とある事情でシンジュクの寂雷先生とは犬猿の仲らしいです。なるほどね~。
夢野 幻太郎(ゆめの げんたろう)/ MCネーム:Phantom(CV:斉藤壮馬)
松村北斗度★★★★★★★★★★★★★★★★
作家。趣味は人間観察。人に嘘を吐きまくって「まぁ全部嘘だけどね」と息をするようにからかう飄々とした人物。のわりに過去が重い。詳しくはソロ曲を参照。
松村北斗力の高いキャラクター二人目。いや正直これが言いたいがためにこのブログ書いてるモンドセレクション受賞二人目。身長、体重が松村北斗さんとだいたい一緒との情報を得ましたので参考にして下さい(北斗担さんサンキュー!)
夢野幻太郎さんの年齢は24歳なのでつまり実質再来年の松村北斗さんじゃん?(?)
有栖川 帝統(ありすがわ だいす)/ MCネーム:Dead or Alive (CV:野津山幸宏)
ジェシー度★★★★★★★★
田中樹度★★★★★
私二次元キャラだとジェシー(年下大型犬、天性の才能、絶対的天才)みのあるキャラクター大好きなんですよ……。そうです彼が私の推しです……。
ギャンブラー。食べ物をあげるとすぐ人に懐く大型犬系のキャラ。生まれ持った天性の運がある。私は天性の才能がある天才キャラクターが大好きです。(余談)
普通に生きてたら人生大勝利キャラのはずなのに同チームメンバーが乱数(腹黒天然女たらし)と幻太郎(息をするように嘘をつく作家)なせいでイジられまくっている。(という辺りに樹ちゃんを感じる)
キャラクターは以上で~~~す!!!SixTONESみを紹介するつもりがKAT-TUNの上田さんやNEWSの手越さんを引き合いに出してすみませんでした!!!
つらつらと「SixTONESのメンバーとキャラクターの共通点」を書いてきましたが、結構それだけではなく真剣に「ヒプマイとSixTONESって絶対通ずるものがあるよなあ」と私は思っています。
というのも、どちらも「王道」や「万人受け」といった売り出し方ではない。ヒプマイも「女性向け二次元コンテンツ」という言葉のイメージから連想される「イケメンがたくさんいて愛を囁いてくれる」とかいうコンテンツではない。(ex.サマトキサマ「クソ女」)
SixTONESもいわゆるジャニーズらしい、清楚でキラキラ!といった王道グループではないです。キラキラよりギラッ!ギラッ!です(ギラッ!ギラッ!という歌詞のあるオリジナル曲もあるレベル)
両者の共通点は「エモい」これに尽きると思う。
なんかよくわからないけど、とにかく曲が!パフォーマンスが!格好良い!気付いたら曲を延々聴いていた、動画を延々見ていた。どちらもそういう、まるで取り付かれてしまうような「悪魔的な魅力の前に思わずひれ伏してしまう系」のパワーがあるコンテンツだと思います。
ヒプノシスマイクは今「バトルシーズン」というコンセプトのCDが出ていまして、5/16(水)には「Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW」出ており、そして7/18(水)には「麻天狼 vs Fling Posse」が出ます!
Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW
- アーティスト: Buster Bros!!!・MAD TRIGGER CREW
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2018/05/16
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: Fling Posse・麻天狼
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2018/07/18
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
この両CDにはなんと「投票券」がついており、「Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW」または「麻天狼 vs Fling Posse」でどちらが良かったか、強かったかを投票できるのです。まさに力で殴りたい系のオタクの大好物!投票結果次第で今後のドラマCDのストーリーも変わるかも!?という参加型激ヤバ企画!!ヨッシャ~~ワイはシブヤにとりあえず20票は入れるで~~~!!
↑ちなみにこれが投票券のデザイン。エモい。
そしてそして!バトルシーズンのCDには投票券だけではなく、なんと初のライブハウスでのイベント応募券もついているのです~~!完全に買うなら今しかねえ~~~!(イベントへの応募CD2枚同時購入でできるよ!)
【LIVE】Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」(KAI-YOU)
↑こちらはファーストライブの模様。なんと観覧無料だった。
各曲はiTunesでも購入できるので、視聴で気になった方は是非ダウンロードから始めてみて下さい!!
まずはこちらのアンセムソング「Division All Stars『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』」
バトルシーズンの始まりだぜソング「Division All Stars『ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-』」
というわけでSixTONESのオンナはぜひヒプノシスマイクの沼に来てみてね!!!というブログでした!
そしてSixTONESのことはよく知らないけどこのブログをここまで見て下さった方がいらしたらありがとうございます!!SixTONESはいいぞ~~~!!!
ジャニーズJr.は現在活動中のグループが各々自主企画を持ち込んでYoutubeに動画をアップしている「ジャニーズJr.チャンネル」という神コンテンツがあります!!なんとライブの様子とかも見ることができたりしてしまう!
SixTONESは毎週金曜日20時更新だよ~!ぜひそちらもご覧ください!
SixTONESは本当に仲が良いのか?以心伝心ゲームで検証!
↑男子高校生(概念)のわちゃつきが好きな人におすすめ。
SixTONES 1対1のサシトーク【不仲の噂】京本大我×松村北斗 本当に仲が悪いのか検証してみた
↑通称「きょもほく」。なんかウッカリ気まずくなってしまった成人男子二人が頑張って距離を詰めようとする課程に興味がある人におすすめ。
*1:髙地 優吾(こうち ゆうご)24歳/神奈川県出身/A型 メンバーカラー:黄 →グループの良心であり母であり、その実ファンからは「一番のガチ恋枠」と恐れられる。「不良っぽいグループにポンといるけど実は笑うと超かわいくてハチャメチャ優しいバスケ部の先輩」的な立ち位置って言ったら伝わりますかね?
*2:京本 大我(きょうもと たいが)23歳/東京都出身/B型 メンバーカラー:ピンク →人間とダイヤモンドのハーフ(京本政樹様)から生まれたダイヤモンド。お顔が美しすぎて時代が時代なら世界が滅びる。美しいお顔から繰り出されるちょっと世間ズレした発言が魅力。歌が抜群にうまい。筆者の推し。
*3:田中 樹(たなか じゅり)22歳/千葉県出身/B型 メンバーカラー:青 →田中の弟。「チャラそうに見えて硬派な一面もありだけどまあそこそこ振る舞いが良い感じにチャラい」という絶妙な塩梅。絶対に一番モテる。それでいてメンバー内ではツッコミ過労死しそうな苦労人ポジション。こんなもん好きでしょ。
*4:松村 北斗(まつむら ほくと)22歳/静岡県出身/B型 メンバーカラー:黒 →永遠の黒髪、圧倒的塩顔、圧倒的現代の流行フェイス(筆者所感)。「好きな人とは人形浄瑠璃を見て死にたい」という二次元キャラクターの設定資料集みたいな語彙力の発言も飛び出す生けるサブカル女殺し。面白いブログを書くタイプのファンや金持ってるタイプのファン付きがち。
*5:ジェシー(じぇしー)21歳/東京都出身/血液型不明 メンバーカラー:赤 →アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフボーイ。期待通りにアメリカ人みたいな笑い方するしアメリカ人みたいなリアクションするしコミュ力もズバ抜けている。歌がうまい。京本大我さんとのハモりは完全に賛美歌。
*6:森本 慎太郎(もりもと しんたろう)20歳/神奈川県出身/A型 メンバーカラー:緑 →属性「愛され末っ子」はい好き~。属性「メンバーが大好き」はい大好き~。末っ子属性を存分に生かして喋ればボケ倒す、見た目はLDHボーイ。ダンスが一番上手。後輩力が高い。人を愛し人に愛される子。
ドルヲタが執事の館に行ったので現場レポを書いた
相席居酒屋のやつに続いてドルヲタが行ってきたシリーズ(シリーズにする気はない)第二弾の今回は「執事の館」に行ってきました感想ブログです。前回の記事とテンションが違いますがお許しください。
執事の館、皆さんご存じでしょうか。かなり前からTwitterなどで話題になっていた印象があります。開館前からサイトの作り込み具合がそんじょそこらのコンセプトカフェとは一線を画してそうな雰囲気がある、っていう感じで。
たしか私が大学生の時に盛り上がっていた記憶があります。そういう性癖の友達とかが。名古屋にできるの!?ってびっくりして、できたら絶対行こうねー!?って話してた記憶もある。でもアカウント変えたりなんだりしてるうちに情報を追うのを忘れてて。そういえばできたんだねって話してて。
で、このたびようやく行って参りました。大学の友人とたまたま「行く?」「あ、じゃあ行く?」って話になって。きっかけはだいたいそんな突然な感じですよね。
なんでなかなか行けなかったかなーっていうと、値段が高いらしいって噂やイメージがあって二の足を踏んでいた部分があるので、自分なりにこういうシステムだよ!こういう感じだよ!っていうのをまとめたいなーと思ってこれを書くに至りました。案の定長くなりました。あと、写真撮影・録音が一切禁止なので、もうこういう現場を伝えるにはドルヲタ得意の現場レポしかなくない?ってやつです。
執事の館とはどういう場所か
そもそもここでいう「執事の館」というのは上記にリンクを貼った「執事の館・準備委員会」からなる事業の一環として展開されている飲食業であるとのこと。
私たちにできること
執事の館・準備委員会は、お嬢様、旦那様のお役に立つための手段を選びません。もともと私たちは、名古屋市内に邸宅を構え、飲食サービスによるお仕えを志しておりましたが、日々のコミュニケーションを通じて、様々なお仕えの方法を実現してまいりました。ここでは、いま私たちが取り組む2種類のお仕えについてご案内を差し上げる所存です。
【飲食業】名古屋の仮住まい本宅の建設に先立ち、私たち執事の館・準備委員会が手掛けた「名古屋の仮住まい」は、いわゆる飲食店としてのお仕えを致しております。たとえば「ティータイム」の給仕ではワゴン・サービス、いわゆるデザートビュッフェを実現。「ブレイクタイム」にはプレートスタンドを用いて、アフタヌーンティーセットをご提供いたします。
【小売業】お申し付けの品
お嬢様、旦那様に感謝の気持ちを伝えるために取り組んだ「愛知県田原市のバラ」のお届けが契機となり、東海地方の生産者による焼菓子や紅茶、ソーセージなどのお品をご用意することとなりました。遠方にお住まいの主からもご好評を賜っております。
つまりお仕えの一環として飲食業を営んでいるっていうコンセプト。なので執事の館行った!っていうとこの「名古屋の仮住まい」を利用した、ということになりますね。
どういうところだったかっていうとまあざっくり言うとレストランです。執事付きのレストラン。コンセプトカフェ(メイド喫茶とか)に行ったことのある方はイメージしやすいと思う。
あとお金は完全に後払い制です。「お嬢様がご帰宅されるのにお金を出すことなどありえない」っていう徹底ぶり。まあ金は払うんだけどね!?支払いは後日クレジット決済か振り込みすることになります。
そもそもどうやって行く(帰宅する)のか
執事の館に行くことをお嬢様(私たち!つまり客だよ!)は「帰宅する」と言います。ではどうやって帰宅するのか。ヤバいことにサイトを見てもグーグルマップで調べてもまず場所が出てこない。ワンチャン「運営会社」とか「事業所」とか「採用情報」の欄にしれっと書いてないかな?と探しても出てこない。家なのに場所がわからない。
執事の館に帰宅するには二通りの方法があります。
①「主の手帳」を持つ他のお嬢様に招待してもらう
②「主の手帳」を作る
はい世界観のある単語出てきた!!これからどんどん出てくるよ!!
この「手帳」を作る、というのが要するに「会員登録」です。この会員登録は3種類あって、それぞれランクのようなものがあります。執事の館に入れる「館の主である証明」の「主の手帳」、①の方法で執事の館に行くとき(主に同行する際)に作る必要がある「仮の手帳」、予約などはできないが執事の館についてのメルマガが届く「薄い手帳」。つまり館に入るには主の手帳か仮の手帳がないと入れないわけですね。
ちなみに主の手帳を作るには特に招待とかはいりません。ただし登録料(給金)が3000円かかるぜ!!ここ大事な!!
連れてってもらう(または自分が主で、初めて連れて行く友達がいる)時に作る「仮の手帳」についてはこの登録料はかかりません。ただしこれは自分で予約できる機能はないので、ハマりそうだな、また行きたいな!って思っている段階だったらもう主の手帳作った方が良いです。
で、この手帳の機能というのがすごくて、手帳を作るときに、要は会員登録だから当然名前や住所を入力するんだけど、そのほかに利き手や食べられないもの、アレルギーなどを入力できます。つまり介添の際に気をつけてほしいことを書いておくと、実際に帰宅したときにこの情報に基づいた応対をしていただけるんですね。キッシュを切りやすい方向に向けておいてくれるとか。そして館には音楽係という役職の人たちも居て、この手帳に好きな音楽を書いておくと運が良ければ生演奏してくれることもあるそう!この間イエモン演奏してもらったってツイート見たよ!!
あと性別の欄の項目も「男性/女性/男性だけど女性でありたい/女性だけど男性でありたい/男性だけどどちらでもない/女性だけどどちらでもない」ってあって「ほー」となりました。なんかこう、00年代のインターネットで流行った「生物学上は女」のリアル版だなって感じ……。(例えがゴミ)このあたりのことまで突っ込まれると想定して「執事の館」っていう世界観を作り上げているこの「わかってますよ」感がすごいなと思った。
帰宅の予告(つまり予約)をするときには「帰宅する前、何をしていたか」を書く欄があって、私は書き忘れてしまったからアレなんだけど「ショッピングをしていた」とか書くと、滞在中に執事からそういう話を振ってくれることもあるらしい。しまった、エリザベートの話、したかったな。(帰宅したときはエリザベート観劇期間真っ最中だった)
で、手帳を登録すると「手帳を開く」=マイページ的なところを見ることができて、執事やばあやの顔写真とかが見れます。推しメン探しにうってつけですね!
この他にも、執事の館・準備委員会がお仕えとして飲食業と対を成している「お申し付けの品」という事業?取り組み?があって、まあ要は通販なんだけど、執事の館で出たお菓子とかを注文できたりもします。愛知県名古屋市のバラとかもある。
実際に帰宅しました
前置きが長くなりました。ここからは実際に行ってきた日のレポです。
今回帰宅の予告(予約)は友人にとってもらって、私はその同行という形になりました。料金(給仕金という)はディナーで6,372円(税込)でした。執事の館界隈はなぜか全体的に値段とか時間がすげーキリ悪い。予約の時間も19:56〜21:31っていう中途半端さ。(これにはどうやら遅刻防止の意味合いがあるとか)
まず、場所が正直マジでわかりづらい。最寄り駅からもそこそこ歩きます。私は経験者()の友人に連れて行ってもらったんだけど、もう地図なしじゃいけない。土地勘あっても結構難しいと思う。 遠方から来る方はお気を付けて…!
でも近くに来たら明らかな目印があるので、それを頼りに門の前に向かうと予約の時間になった瞬間、執事が出てくる。
あとからわかったんですけど厳密に言うとこの時に出てくる人は「家事係」という立場の人で、燕尾服は着てらっしゃいません。
ドアの前のいすに誘導されるワイ、およびワイの友人。
家事係さん「それではお嬢様、手帳を開いていただけますか?」
私「やっべ通信制限」
焦りながらメールを確認するワイ、マイページのアドレスを連打。
私「開かねえわ。」
家事係「月末ですものね」←悠長。
私「ぜんぜん開かねえ。ちょっと待ってデータ課金するわ」
友人「いや待ってたぶんこれどっちか一人が開けば良かったはずだから、落ち着いて」
結果的に友人の手帳で入れました。しょっぱなから雰囲気に飲まれすぎですね。
重々しい扉を普通に自分で開けようとしたら家事係の人がナチュラルに開けてくれた。世界観がすごい。
そして扉を開けた先に待っていたのは〜〜〜!?
「おかえりなさいませ、Sお嬢様、あよお嬢様」
燕尾服で銀縁メガネの吉井和哉来た。
私「あっ……ッス……」
吉井和哉「ご帰宅は初めてでいらっしゃいますか」
私「……ッス……」
吉井和哉「こちらへどうぞ、ばあやがお待ちですよ」
私「……ッス……?」
はい、顔が好みすぎて童貞丸出しの反応をしました。
友人になんとかして「オイ!ヤバイぜ!すげー顔が好み!バンドマンの匂いがするぜ!バンドマン顔!レペゼン!」という感情を伝えたかったのですがただただ挙動不審に「ッス」って言っただけになった。
でも私たぶんハチミツとクローバーの竹本くんより恋に落ちた瞬間わかりやすいと思う。この時点で正直あ?6000円の価値あったな?って感じでした。だってもうすでに10秒以上接したしね?(※金銭感覚がボイメンのツーショ基準)
次の部屋にはばあやが居て、このばあやもなんていうかマジばあや(語彙力)。ご飯を汚く食べたりするとばあやに叱られるらしいと聞いていたのでビクビクしてた。日本にハイジのロッテンマイヤーさんが居たらこんなルックスかな?!って感じでした。この部屋で上着とか荷物とかケータイとか全部置いていきます。
ここでもうすでにエントランス→ばあやの部屋(上着脱ぐとこ)を経由しているので「宮沢賢治の注文の多い料理店かな…?」と思いました。上着も何の躊躇もなく脱いだし後は味付けされるだけでは?
今回入ったのはディナー用の「白の部屋」。他にもいくつか部屋があって、ブランチの時には「緑の部屋」に入るようです。
行く前の予想だと必要以上に暗くてロウソク一本の明かりでメシ食うみたいな感じかな?高級家具しかなくてもはや気を遣いすぎるのでは?って思ってたけど全然そんなことはなかった。予約時間内で帰宅できる人数に制限があるため、意外とこぢんまりしていました。街の小さなレストランみたいな雰囲気。
吉井和哉に椅子を引いてもらって着席。
吉井和哉「あよお嬢様は初めてのご帰宅と伺っておりますので」
冷静になると初めてのご帰宅って面白い日本語だな。戦地に赴いた兵士かよ。
席についてソワソワしているうちに「小さなエピスクッキー」と「クイーンズ・キームン アイスティー」が置かれて、普通にガン食いしました。お腹空いてたんや。
飲み物を飲んでちょっと落ち着いたので、早速久しぶりに会った友人に「あの時の大我がヤバかった」などと自担の話をかましかけていたら「それでは、こちらからお好きなものをお好きなだけお選びください」と執事が大きな二つのワゴンを持ってきてくれました。
これがもう圧巻だった……。一つはディナーのワゴン、様々な料理が乗っていてちょっと季節感のある飾り付けがされてる。もう一つはデザートのワゴンで、こちらも種類が大変豊富!アフタヌーンティーとかもあったよ。
肉がめっちゃあったので「え!私肉が食べたいって言ってたの!(手帳に書いておいた)最高!肉!肉!」と連呼していたら選ぶ段階になって執事に「お嬢様はまず肉、そして肉、それと…?」って言われました。ユーモアがすごい。
システムとしてはまず3つ食べたいものを選んで(量は好きなだけ。多め、とか二人ぶん、とか)それを食べきったら次にワゴンの中で食べたいものを選ぶ、という感じ。ちなみにワゴンはこの最初のタイミングしか持ってきてもらえないので料理はある程度ここで覚えておかなきゃいけない(笑)
ラインナップはこんな感じ。なんでこんな詳細に書けるかというと、帰宅後に手帳に帰宅の履歴を参照できるページがあって「食べたもの」をちゃんと振り返ることができるようになっているからです。
【前菜及びメインディッシュ】
牛蒡のバルサミコ風
キッシュ
野菜マリネ……「肉ばっかとっちゃったから野菜も食べます」って言って注文したら執事が「素晴らしい心掛けでございます!」って言ってくれた。
塩豚とチキンのクリームシチュー
ローストビーフ
タンドリーチキン……カレー風味でめっちゃおいしかった。すげえおかわりした。
【デザート】
菅原のスコーン……これめっちゃうまいよ。思わず「菅原に美味しいって伝えてください」って言ったよ。(菅原さんというパティシエが作っているらしいので)
チョコレートのテリーヌ
レアチーズケーキ
オペラ
マカロン……私これが人生初マカロンだったんですよ!!って言って「如何でしたでしょうか、初めてのお味は」って夢小説のエッチなセリフみたいなことを言われたよ!
マドレーヌ……これも美味しかった!!
【飲み物】
カプチーノ ヘーゼルナッツアレンジ チョコレートアレンジ……スタバのゴディバアレンジみたいな味。
麦とホップの恵み カシス……麦酒なんだけどさっぱりしてて美味しかった!おすすめ!
ココア
エスプレッソコーヒー
これも事前に嫌いなもの、食べられないものとして書いておいたものは一切出なかったです。私は生トマトが無理なんですけど、タンドリーチキンだったかな?友人の皿にだけ飾りのトマトが乗っていて、私のには初めから避けてあったりしました。
で、また私は自担の話をしたりしてワイワイ過ごしたんだけど「あ、一個やり残したことあるわ」と思っていて。
それは「執事の名前を聞いてねえ。いや、聞いたけど忘れた」。(BGM:RADWIMPS「前前前世」)
という訳で最後に用もないのにベル鳴らした。
テーブルの真ん中にベルがあるんです。スマスマビストロで中居くんが鳴らすみたいなやつ。それ鳴らすとばあやか執事が飛んできてくれるという。
執事「お嬢様、何かご用でしょうか」
私「あの……名前を教えてください……」
執事「?お料理の名前でしょうか」
私「あ、貴方の名前です!!!」(BGM:RADWIMPS「前前前世」)
執事「(不思議そうな顔)私の名前ですか?千早と申します」
♪君の前前前世から僕は君を探し始めたよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
推しが決まる瞬間はいつでも楽しいということです。
そんなこんなしてるうちに千早さんに「お嬢様、そろそろ"お出かけ"のお時間でございます」と言われ、帰宅から帰宅する時間になりました。
最後は友人が送迎オプションを頼んでくれていて、これを頼むと名古屋駅まで高級車で送ってくれるというやつなんだけどこれが最高だったー!!片道一人500円なので一人でタクシー乗るよりは安いよ!!あと運転手も館お抱えの人だから話が楽しいよ!
あと私は車に乗り込む前にドアを開けてくれた家事係の人の顔が(も)めちゃ好みで、もうすでに一回「君の名は。」をやってる私はテンションが完全にアガってたから「お兄さん名前何ー!?」って普通にナンパした。滝川くんっていうらしい。
あとから友達に「絶対にあよは千早さんと滝川くん推しになると思って」って言われました。ハーーーイ!!大正解!!!サイコーーーに好きな顔でしたーーーー!!!リア垢見てたらバンギャの後輩も「今日執事の館行ったけど千早さんいなかった」とか言ってたからバンギャの血を持ちし者は絶対千早さん推しになるよ!
あとちなみにこの日、私と友人の他には一人でお越しのお嬢様がそれぞれ二組いらっしゃいました。それぞれ席の向かいにはでっかいクマのぬいぐるみが座っていて、友人がそれを指差して一言。
「あれにも金がかかってるんだよ」
ッヒ、ヒエ〜〜〜!???どういうこっちゃ〜〜!??クマの装飾とかで周りの客にマウンティングするんか〜〜!??若手俳優にあげるプレゼントみたいに!若手俳優にあげるプレゼントみたいに!!
って思ったんですけどどうもそうじゃなくて、要は一人で帰宅する場合も座席は二名掛けのテーブルを使うので「お席代」を払う、という意味合いのようです。
マウンティングの話ついでに(?)エントランスには食器棚があって、ノリタケのお皿とかが飾られていたのですが、執事の館で使用できる食器も課金すればもっとグレードの高いものに切り替えが可能とのことでした。まあ初期装備がすでにノリタケのディナーセットなんですがね。私からしたらすでにひのきのぼうじゃなくて王者の剣持たされてるようなもんですよ。でもこのシステムは正直興奮した。やっぱりこういう商売には金積めるシステムがあるべきですよ!!(軽率課金マン)
で、帰り際千早さんにエントランスにある食器の解説をしていただいた訳ですが。
隅っこの食器棚の一部が異様に青い。
あとなぜかここだけ異様に知った雰囲気がある。そう、それはここに入る前に置いてきたはずのオタクの空気…………
「こちら、跡部お坊ちゃまの食器になります」
「跡部お坊ちゃまの食器」
帰り際に突っ込みたいことが一気にきた。
そう、そこにあったのはテニスの王子様 跡部景吾様の食器。「跡部王国(あとべキングダム)王室御用達カップ&ソーサー」だった。ノリタケコラボのやつ。
・「跡部『お坊ちゃま』」ってことは跡部様もここにご帰宅されているんだな
・なんでそもそも跡部様の食器があるの
・ってか跡部様って食器出してたの
・執事の人は跡部様情報に明るいのだろうか
って色々思ったんだけど私の中の女の部分が千早さんの前でクソオタな部分を見せるのを恥じらってしまい「ハハッすごいな、ハハッ」しか言えませんでした。
跡部様の話を出した時すでに遅しだからね、私。
その他、すごいと思ったところ
Twitterがすごい。広報担当の方(松原さんという)が主にツイートしていらっしゃるんだけど、更新がまめでたぶんメチャクチャエゴサしてる。「執事の館」とかいう関連ワードやタグ付けを何気なくつぶやくと1時間以内にらぶりつ()される。若手俳優かアイドルレベルの反応の早さ。
公式がそんなノリなので「執事の館クラスタ」みたいな人たちもきちんと居て、執事の館Twitterをフォローしてると、そのクラスタの皆さんが松原さんのツイートにガンガンリプライ飛ばしてて松原さんもガンガン引用RTでお返事してて…っていうのでTL埋まるときある。マジ若手俳優かよ。個人的には交流用アカとか作って分けていただきたいなとは思う。掘ってみると「松原!具合はいかがかしら?」ってノリでマジにお嬢様の体でリプ飛ばしてる人も居て、一昔前の「ナリ垢」的なカルチャーを感じて非常に興味深いです。
あと「お手紙」という名のメルマガがやばいっす!!めちゃくちゃ世界観がすごい!ポエミー!有料noteとかで公開してもその筋の人からお金取れるんじゃない??って感じ。気になる方は是非「薄い手帳」を登録してみては!?(前述の通り「薄い手帳」は無料のメルマガ会員みたいなものです)
結論としてはドルヲタ接触厨としても約6000円で美味しいディナーがついて吉井和哉がご飯を持ってきてくれるっていうのはすげーコスパいいのでは!?という感じでした。いやいいよ。すごいオススメです。誰かまた行こう。そして各々レポしてくれ。
京本大我さん、SixTONESのこと好きですか?
(クソ新規が勝手に考える担当の「幸せ」についてのポエムブログです/担当になると決めてから一ヶ月も経ってないのにこじらせ方が急転直下だなあ!?という自覚はもちろんあります!!!)
Love-tuneの「CALL」を見たとき、病んだ。ドリボでもこのパフォーマンスを見たはずなのに、少クラで改めてその一人一人のパフォーマンスに圧倒された。
キスマイ担だった頃、あるいはジャニヲタではない頃からよく「デビュー感がすごい」という言葉を勝手に使っている。パフォーマンスが完成されているだとか、グループとしてまとまっているだとか、急に選りすぐりっぽいちびジュが集められたようなグループが発表されたときとか。グループに対してなんらかの(いたって主観的な)「デビューしそう」な要素を感じたときにそう言っていた。ものすごく刹那的な感情だと思う。
「CALL」のLove-tuneは、めちゃくちゃデビュー感がすごかった。パフォーマンスのキレやその新しさ、選りすぐられたメンバー、そして何よりLove-tuneの中も外も、楽しそうだと思った。箱で推し甲斐がありそうで、きっとデビューしたらその先も楽しいんだろうな、と。
SixTONESにデビュー感を覚えていないわけではもちろんない。むしろめちゃくちゃあると思う。個々の人気とか露出度とかオリジナル曲の数とかスキルとか、今すぐにでもデビューしたっておかしくない、そう妄信的に考えてもいる。デビューしてほしい、と思っている。
もし明日にでもSixTONESのデビューが決まったらたぶんビチャビチャに泣く。
ビチャビチャに泣くけど、でも、それで?
それって幸せ?担当である京本大我さんは、SixTONESがデビューしたら幸せになれる?
私はデビューの先を、楽しいと思える?
京本大我さん担当になろう、と決意したタイミングは、地元名古屋に「エリザベート」が来る直前だった。私はテンションが上がってしまって、気付いたら7回も観劇していた。同じ舞台をこんなに何度も観るというのは私にとって初めての経験だった。気づけばどんどんチケットが増えていた。一部のチケットについてはあまり褒められた方法ではない手段を使って手にしてまで、だ。
エリザベートを観て。京本大我さんの演じるルドルフを観て、私はますます大我さんのことが好きになった。
20歳の誕生日にルドルフのオーディションを受けて、受かったことを「運命だと思っています」と言った大我さん。
「~ミュージカルがこんなに楽しいという事も知りませんでした。これからも地道に努力して、
でもデビューして、もしそれができなくなったら?
ミュージカルの有名作品は、全国を飛び回る数ヶ月スパンの上演が基本だ。ジャニーズJr.という立場で、しかも「推され」の大我さん。この先ジャニーズ銀座や滝沢歌舞伎やサマステや他のジャニ舞台にも出演するだろう。それだけじゃなくてデビュー組のバックに付く可能性もある。そんな状況で数ヶ月拘束されるミュージカルや外部舞台に出られるだろうか?
――辞めた方が幸せになれるのでは?ミュージカル俳優として生きていく道はあるのでは?
エリザベートが終わってから、そんな考えが頭をよぎる自分が居た。
こうも考えた。
SixTONESを辞めたらどうしよう。ジャニーズを辞めたらどうしよう。
辞めた方が、なんて可能性を想像しておきながら、辞めてほしくない、という気持ちが多分にあるのだ。だって、大我さんを好きになったきっかけは、間違いなく少クラで見た「SixTONESの」THE D-MOTIONのパフォーマンスだと思うから。「SixTONESの」京本大我としてのパフォーマンスの可能性だって、見ていたいと思っているから。
「脱退」には強いトラウマがある。ジャニーズではないが、リアルタイムで追いかけていたアイドルグループのメンバーの一人が辞めたことがあった。推しではなかったけれど、推しにとって、グループにとって大切な存在だった・欠けちゃいけない人だった、と思っていた。正直、それは決して円満な脱退ではなかった。イベントで彼の脱退が推しの口から説明されたとき、手がビリビリ震えるくらい嗚咽して泣いた。正直今でも彼のことを書こうとすると手が震える。
脱退の噂が流れた時、私は「彼がグループを抜けるなんてありえない。彼はグループが好きなはずだ。彼はグループにとっていなくてはならない存在だ」と、心の底から、盲目的に信じていた。保証なんてなかったのに。言質といえば彼の過去のブログとか、そのぐらいのものだったのに。でもことが起こってから振り返ってみると、それはただの私の願望に過ぎなかった。
結果として彼はグループを抜けた。彼なしで今そのグループは活動を続けている。
彼にはグループが好きであってほしい。
彼はグループにとっていなくてはならない存在だと私は思う。
私がそう思っていただけだったんだ、と気づいた。
アイドルの中身は生身の人間で、本当の幸せは中身である本人にしかわからない。
グループ自体に存続する意思と、大人のある程度のバックアップがあればたとえ悲しんだファンが離れても、新しくそのグループを愛するファンが現れ、グループは存続していく。
つまり極端な話、どちらでもことが回る仕組みはある。
京本ライン、PERFECTという曲、京安、バカレアには未練が無いという言葉…
そして、ミュージカル。
私は「SixTONES」の京本大我を見て、京本大我さんを好きになった。
でも過去の軌跡や、今本人が楽しんで臨んでいそうなことを考えると、もしかしてグループに執着はないのでは、もしかしてこのグループに所属しないという選択もあるのでは、と思ってしまう自分がいる。可能性として、選択として。
そんな目を担当に、好きなグループのメンバーに向けるファンがあるか?と自分でも思う。ファンがアイドルを信じないでどうする?と手放しで言えることは、とてもピュアで美しい行為だとも思う。
でもだめなときはだめで、ファンは手紙一枚書くことしか出来ない、そしてそれが効いているのか確かめることすらできない無力な存在なんだ、ということも私は知っている。ただ、それを知っているからと言って、もう悲しくなりたくないと恐れて何もせず、無料で享受できる媒体のみを摂取していくファンになれるかと言えば、それはできない。
私は私のために大我さんが動いている姿を見たいし、それに金を落とすと思う。傷つきたくないならファン辞めれば?はできない。傷つきたくないという理性が働く前に、あまりにも「姿を見たい」という本能の方が大きいので結果的に気づいたら金を払っている。大我さんの今を、この先をめちゃくちゃ見たいという精神状態にあるので、対外的に京本大我さんの「ファン」だと名乗っている。
だから正しいファンではないのかもしれない。私がお金を払うとき、それが京本大我さんのためになるかもしれない、ということはほとんど考えないから。私が彼を見たいから見に行っているだけから。
アイドルの選んだ道を従順に手放しで応援し続けるのが正しいファン像ならば、私はいつ何時でも「正しい」ファンではなかった。いつだって現実とのギャップやアイドルを取り巻く環境に怒ったり泣いたりあきらめたりするシーンを経て、でもそれでもそのアイドルが好きという本能には抗えず、最終的にはバカスカ金を使う。そんな「ファンじゃない人」から見たら「ファンたり得る」ような行動のみが積み重なっているだけ。たとえ内面でどんなに私が葛藤していたところで、行動として表れるのは対外的に見ればファンのそれだ。その「ファン」という言葉へのパブリックイメージが、私をぎりぎりファンたり得る何かとして存在させているだけだ。
私はしばらくこの辞めてほしい、辞めてほしくないという押し問答を続けるのだと思う。
大我さんの口から「どちらか」あるいは「すべて」を選ぶという、はっきりとした答えを聞くまで。
私が「本人の口から聞けた」という、大義名分を手に入れるまで。
「お花畑おたくにはなれなかった」というブログを拝読した。
私が正しいファン像なんだろう、と夢想しているのはお花畑おたく、と呼ばれているオタク、ファンのことだ。盲目で全てを全肯定するファン。こうしてほしい、こうなってほしいという望みはなく、ただ提供されるものを純粋に楽しむファン。
私はそれになれない。ファンたり得る何かとしての存在に過ぎない私は、結局のところ祈るしかない。彼が臨む道、彼が決めた道、という形をした、自分の落としどころにたどり着けるように。
祈る、とは、彼がどんな形であれ、彼が戦う芸能界で存在し続けられるように「ファンがこれだけいる人なんだ」と示せるその指標である「これだけ」の中に入り、会場の座席を埋め、なんらかの形で声を上げること(Jr.大賞とかがそうかな)ぐらいのものなのだ。
隣の芝はいつでも青い。
私はあなたが好きな道を歩く姿を応援したいと思います。
京本大我担になって2週間のクソ新規が、東宝ミュージカル「エリザベート」を初めて観た
前回のブログがホッテントリ〜に入ってたようです!ありがとうございました。
というわけで、ジャニーズJr.の京本大我さん担当になる!!ということを自覚して2週間が経ちました。10年前は「担当」って言葉にわずかばかりの拒絶感があったんですけど、時が流れてメジャーな呼称になっていくとそっちに流されますね。
ここ最近の私の四コマツイートです。 pic.twitter.com/7mCZEpQnR7
— あよ (@109sec) 2016年10月1日
少クラのTHE D-MOTIONのパフォーマンスを観て以来「SixTONES、やばい」ということに気づいてしまい、アホほど動画を見あさって、流れてきたきょもほくのロッキン闇写に被弾して、迷っているうちにサマステは終わっていて、気づいたら少年たちのチケットを買っていて・・・。
「京本はどんな曲が好きなんだ?」「そうだなあ、俺は・・・・・・」\デーデーデッ/\ウォウォウォ〜〜イェエ〜〜エ〜〜イェエ〜〜/
はい、落ちました。
マジで「この星のHIKARI」デビュー前ジャニ曲の中で一番好きかもしれない!!っていうか今一番好き!!気づいたら少年たちの間中、京本大我さんが美しすぎて泣いていた。肌が白いし金髪だからってのは大いにあるけど、本当に光り輝いて見えた。
パフォーマンスから入ってパフォーマンスを観てさらに好きになって落ちる、というのはいつもバラエティ番組を見てキャラから好きになっていたわたしにとっては初めての落ち方で、京本大我さんのキャラクター性の部分とかはほとんど知らずに落ちてしまったので「実はメチャヤバい人で苦手だったらどうしよう」って思ったんですけど、
全然超好きだった〜〜〜〜!!!タッハァ〜〜〜〜!!!気高いプロ意識を持った世間知らずナルシスト〜〜〜〜!!!まあヤバいっちゃヤバいけど〜〜〜!!!(すみません)好き〜〜〜〜!!!ウォウォウォ〜〜!!イェエ〜〜エ〜〜イェエ〜〜!!
といった調子であれよあれよと言う間にフルスロットルで大我さんに落ち、大我さんの今までの仕事を受験生が日本史を頭にブチ込むくらいのノリで調べまくった。で、あ〜〜エリザベートってやってたな〜〜あの王子っぽい写真当時Twitterに流れてきたな〜〜!!観たかったなああああ!!!!
って悶えてたら、気づいた。
来るやん
名古屋に
・・・・・・10日後に!!!!(爆笑)
いや本当に安いホストが言うセリフかよって感じだけど「このタイミングでキミと出会えたコトは…ホントに運命だと思うんだよね」(グラス片手に)って感じだった。っていうか身内に言われたし私も言った。運命じゃない?このタイミング、しかも地元の名古屋に来るって!
だからもう行かない手なんてなくて、気づいたら譲渡ツイ出して同時に探して、気づいてから12時間以内くらいでチケット3枚確保してた。爆笑。
でもいつも私のTwitterをご覧くださっている方にはたぶん伝わっているんでしょうけど、わたし教養と品格が死ぬほど無いので「エリザベートに大我さんが出る」ということを知ったときも「ハチャメチャに格式高い宝塚系の舞台」という認識しかなく、どういう話なのかは恥ずかしながら全く知らず・・・。ありがとう大我さん、貴方のおかげでひとつ「一般人との話題にあげてもいい観劇記録」が増えた。
そんなこんなで、前情報を「城田優さんと京本大我さんがチューする」「ミルクのシーン」「大我は死ぬ」しか入れてなくて、いかがわしい舞台なのかな!?ってアホな期待をして観に行ったわけです!!
▲私の検索履歴。
それにしても本当に緊張した。このぐらい緊張してた。
今日大我さんに改めてお目にかかれる…大我担になると決めてはじめてお目にかかれ………あ……ウ………ア………ニンゲン………クウ……………
— あよ (@109sec) 2016年10月8日
というわけで観てきました、エリザベート。品格がないので3大ヤバかった事案でレポートしたいと思います。
・トート(井上芳雄さん、城田優さん)がヤバイ
初見が城田トートだったんですが、心が童貞なのでそのあまりのエロさから目が離せませんでした。なんかもうほぼ蘭乃さんのパイパイ揉んでましたもん。童貞的にはもうほぼ揉んでた。タナトスでありエロスなのでは・・・!?という感じ。小ルドとの出会いのシーンでは、ショタ相手に目をひんむいて観察する様に「この人急にメッチャ口でかい化け物になってショタを頭からペロッと食べちゃうつもりでは?」と恐れおののきました。あと歌い方がなんかネイティヴ。「俺」が「ole」に聞こえる。
井上さんのトートはただひたすらに高貴・・・。10日はかなり良い席で、すぐ目の前に井上トートを観ることができたんだけど香水の香りがフワッ・・・として、まさしく人外っぽい気配がしました。
個人的にはルドルフとのシーンがとても好きだった!小ルドへの接し方が井上トートと城田トートじゃ違うんですよね。小ルドが「ママに会いたい」と心中を吐露する場面で、城田トートは話なんてまるで耳に入っていない様子で死を誘惑する機会を虎視眈々と狙うように、食らいつくように見ていたのに対して井上トートは一瞬穏やかな表情さえも見せて、ルドルフの話を傾聴している。だからこそそのあとの銃を向けるシーン、ルドルフにキスされるシーンが切なかった。城田トートとの友情はまやかしのようだったけど、井上トートとの友情は本当にあったんじゃないかな・・・って思わせられた。これは井上さんがルドルフを演っていたからこそなのかな・・・?
あとそもそもトートっていうキャラクターが魅力的だし面白い。エリザベートを死の淵に誘おうと、彼女の精神のバランスが崩れるたびに登場するんだけどもうその出方が面白い。トートが出てくるときはいつもトートの家来たちが出てきて、楽しそうな場面から一転エリザベートとトートだけの世界にしてしまうんですね。そのタイミングが神出鬼没過ぎて「アレッ?黄泉の帝王って管理職だから忙しいんじゃないの?それともなんか会長的なポジションなの?」と心配になるほど。エリザベートの結婚が決まったらその披露宴に出現して「お前は俺と踊るんだ」ってブチ切れるわ、民衆にまぎれて皇室のうわさをリークするわ、果てはルドルフの墓の中からニュッと出てくるわ。マジかよ。情緒とか考えてよ。(でもまあ呪怨とかでも情緒とかないタイミングでお化け出てくるしな・・・)
あと笑うシーンじゃないけどめっちゃ笑っちゃったのが、医者に梅毒と診断されたエリザベート(梅毒=夫に浮気されたという事実に気づいた瞬間)のシーン。エリザベートは絶望して「命を絶ちます!」って言うんだけど、その瞬間医者に扮していたトートがバッ!ってマントを脱ぐの。そしてメチャメチャうれしそうに「そうだ!死ぬんだ!」みたいなことを言って(すみません台詞は曖昧)「お前は~~俺~~と~~生きるさ~~~だめ~~~♪」びっくりするぐらい意気揚々と歌う。水を得た魚。そして急にロックミュージカル。マジで喜び方がヤバイ。オタクに例えるとぜってぇこのジャンルに落とすと決めた友達がまんまと同じジャンルにハマッたみたいな喜び方。(今度そういう機会があったら全力で私「お前は俺と生きるさだめ♪」ってやるから身内各位は京本大我さんにハマッてもいいんだよ)
・ルドルフが一瞬で死んでヤバイ
もうほんとこれさあ・・・。死ぬ死ぬってさまざまなあらすじにも書いてあるし、死亡フラグ立ちまくりすぎて森みたいになっちゃってるから覚悟はしてたんだけどさあ・・・。
私が今回一番楽しみにしていた、そしてこのエリザベートを観るきっかけになった京本大我さん演じるルドルフ。大我さんが演じているという前提があって感情移入してつらくなっている部分も大いにあるけど、この物語の中で一番不憫な人物だと思う。
幼少期は父と母から離され皇太子としての厳しい英才教育を受けされられ、親権がエリザベートに戻っても彼女はルドルフを自分で育てることはなく。それでも母を慕い続けて、その結果父とは違う思想(エリザベートと同じ自由主義の思想)を持つようになり、対立し、大人たちに担ぎ上げられ、最後には父から・そして国から裏切り者の烙印を押されて、母・エリザベートへ救いを求めるが拒絶され、絶望して、自死を選んでしまう・・・という・・・。彼に関わる全ての大人たちが彼を救うことがないという絶望。
大我さんのルドルフと相対したのは冒頭「我ら息絶えし者ども」のシーン。もうルドルフはすでに死んでいて、死者としてダンスを踊るシーン。(ここで出るよ!と教えていただいていなかったら見逃していたと思う・・・ありがとうございました!)
どきどきしながら双眼鏡で上手を凝視していると、見覚えのある金髪がじわじわと舞台の中から出てくるのが見えた。
・・・・・・本当にぞっとした。私がこの日に至るまでに見たどの媒体の大我さんの表情でもなくて、私は何回も、毎日、静止画だったり動画だったりの大我さんを掘り起こしてきたのに、その死者・ルドルフの顔は初めて見る顔だった。
目が据わっていて、どろっとした、薄暗い空虚なただの影みたいに見えた。あるいは魂の抜けた人形。ただひとつ、エリザベートを仰ぎ見るシーンだけ、その目に憧憬が映ったような気がしたけれど。
2幕の生きているルドルフは、すごくはかなくて、とても脆そうだった。そして、甘くて世間知らずだな、と。「独立運動」のパートで、皇帝反対派の大人たちと一緒に踊るシーン、初見でこの先の流れを知らないときでも「ああ、おとなに担ぎ上げられている。本当は不安なんだろうけど、もう戻れないんだ」とわかるぐらいに若くて、最終的に結局信念とかそういう気高そうで、見た目キレイで、正しそうで・・・・・・でも、足下をすくわれそうな方を選んでしまうんだろうな、この皇太子は・・・という印象を受けた。
「ルドルフ・・・・・・」姓は?「・・・ハプスブルク・・・・・・!」と、裏切り行為を明かしてしまうシーンも、どうして切り抜けることができなかったんだろう?と思ってしまう訳です。どうして降参してしまったの?どうして母・エリザベートみたいに、あるいは父・フランツみたいに自分を守ろうとしなかったの?って。姓を名乗ってしまうまでの一瞬に、ルドルフという人間の若さ、純粋さ、甘さが詰まってた。
で、どんどんルドルフは四面楚歌になっていく訳です。裏切りがバレて、ついに誰にも頼れなくなった彼は「ママは僕の鏡だから」「僕の気持ちがわかるよね」と悲痛にエリザベートにすがる。両手を広げてエリザベートの前に跪く姿は若いというよりも幼い雰囲気で、子供だったルドルフの影が確かに見えて本当に辛かった・・・・・・
そんな彼をエリザベートは「わからないわ」「たとえあなたの頼みでも」と切り捨てるんだけど、いやもう普通にキレそ・・・・・・いやこれは後述のエリザベートについて語るパートで書きます。
ついに絶望し切ったルドルフの元にトートが現れた時、ルドルフは幼き頃に出会ったトートに対して「友達を忘れるわけない」って歌うんですよ。もうこの時すでにトート=死であることは気づいているはずなのに。黄泉の帝王であるトートにキスをすることがすなわちトート=死、死を愛した、ということになるので、死ぬシーンは例のトートとルドルフのキスシーンの後になるわけです。
その前になぜかルドルフが脱ぐ。軍服を脱いでキレイな白シャツと黒のパンツになるんだけど・・・。すごく倒錯的だった・・・。前後の物語の絶望感をひととき忘れるくらいただただ美しい。
それでキスする。ルドルフからキスする。しかも結構大胆に行く。トートの顎をグイっと掴んで自分に引き寄せる感じ。キスし終わった後はもうすっかり目が据わっていて、すでにこの世ならざる者という雰囲気で、トートから渡された銀色の銃を規則正しい動きでこめかみに当てて、引き金を引くーー
まあ、もう感情ぐちゃぐちゃだよね。
観劇中の私「アッ!城田優と京本大我がキッスするシーンだ!キッスしろ!キッスしろ!……アッ!!!キッス!!!し…………………………………………………………エ……………………………………?死んだ………………………………………大我死んだ………………………………………………」
— あよ (@109sec) 2016年10月8日
もうほんとこの画像みたいになった。ショックすぎて初日(初見)はルドルフの死以降「は……?もうなんなんマジ……おかしいやん……エリザなんであそこで話聞いたらんかったの……ちゃうやん……なんかもう……ちゃうやん………」ってなった。
ルドルフは「ママと僕は似てる」「ママと僕は鏡」と歌い、エリザベートが「この世に安心できる場所がない」と歌うんだけれど、少なくともエリザベートには、シシィと呼ばれていた頃に「パパ」という場所があった訳で、その「シシィのパパ」みたいな存在がルドルフには居なかったんだよなあ・・・居たらきっと「マイヤーリンク」でトートは出てこなくて、ルドルフにも救いがあったんではないだろうか、と思う。エリザベートが「パパみたいに」のシーンでパパの幻想を見たように。(でもその絶望の淵で現れたのがトートということは、つまりルドルフの唯一の救いは「友達」であり「死」であるトートだったのか、、、と考えてまた悲しくなるやつ!!)
でもわたしゲーム脳っていうかペルソナシリーズの信者だからさ……銃でこめかみブチ抜くところにペルソナ3を感じてしまって……ペルソナ通ってきてるオタクってだいたいその後の人生も推しに自分のこめかみブチ抜かせたりタナトス背負わしたりメガネかけさせたりするやん?そういう業やん?しかも京本大我とかいう二次元みの強いルックスの人材がこめかみブチ抜くとか最強センキュー案件やん?京本大我のペルソナとかアルカナとか考えちゃうやん?ルドルフのアルカナは愚者っぽいけど京本大我のアルカナは運命か月っぽいやん?だから正直萌えた。(ペルソナ知らない方はスルーで良いです)(ペルソナはいいぞ)
・エリザベートがすげえムカついてヤバイ
ここは役者さんというか、単純に観劇していて感情移入しちゃった部分への感想が多々なんですけど。ほんっっっっっっとエリザベートっていう人物クソなんだよ!!!
やっぱり一番辛かったのは、ルドルフが死んでからの「ルドルフどこなの 寒くないの」かな・・・・・・。いやお前のせいだから!!!この女よくもいけしゃあしゃあと!!!ってすげえ思った!!!笑
ルキーニが、ルドルフの墓から降りる瞬間のエリザベートの顔を撮影して、撮影されたと気付いたあとエリザベートが大げさに泣いてその場を離れるシーンがあるんだけど、きっととんでもねえ顔をしてたんだろうな〜〜って思うよ・・・・・。
あと個人的な感情だとここ。エリザベートがフランツ皇帝に見初められてしばらく経ってからのこのルキーニのセリフ。この時エリザベートは皇室で自分の姿を見てるんだけど。
――彼女は気づいた!自分の美貌が役に立つ――
いや急かよ。自分の美貌に気づくの急かよ。だいたいもう思春期あたりというかフランツに見初められた次点で「オッ!わたしもしかしたら他の女よりイケてんとちゃうん?」って気づくもんなんじゃないの?美人ってそういうもんじゃないの?ちなみに私は自分がどうやらブスであることには小学生ぐらいで男子の対応を見ていたらなんとなくわかったよ。しかも当時はおもしろブスじゃなかったから「敬語を使われて」いたね。――という思考の海に飛ぶ暇もなく、サクサク話が進む。
もう一つ。自らのことを「エリザベート」だと思い込んでいる精神病患者を見て「あなたが本当に私だったら良かったのに。貴方の魂こそが自由だ。私には狂う勇気すら無い」って、一度は自分のために生きると決めたはずの、解放されたと思っていたおのれの魂の不自由さに気づいてしまうシーンなんだけど、ここもな~~。このシーン、すごくエリザベートのエゴイストっぷりが伝わるシーンだった。気持ちはすごくわかるし、エリザベートが言いたいこと、感じたこともわかる。でもそれってエゴだよねって。皇后として慰安に来た時点で自分が「持つもの」で、患者が「持たざるもの」であることは認識しているんじゃないの?その上で「貴方の魂こそが自由」って言えてしまうのってなんだかすごく残忍な仕打ちだなあ~~と思った。でもともすれば私もそのハンガリーの民衆のように、エリザベートに魅せられてしまう中でこういうシーン、エリザベートにはこういう一面がある、って垣間見えるシーンがあるのはすごくいいな・・・と思った。何が言いたいかというとここの蘭乃さんメッチャ好き。
くそどうでもいい話ですが、わたし家で過剰にテンションが上がってくると直近で観た舞台かテレビの真似を妹に仕掛けるという癖があるんですが、ここ最近はもっぱら「ン闇がァひ~~~ろ~~~ンがァ~~~る~~~」と言ってカーテンをバサバサしてます。妹はエリザ観てません。ちなみにDREAM BOYSを観たばかりの時は「――キィン――・・・ウッ!!」(ケントが頭痛で他ふらつく様)の真似をしてました。すっげえ楽しいよ!!!
それにしても久しぶりにこんなに色々な感情を後に引きずる舞台を観た。あんまり脳を休めずに初日、10日夜と観劇してしまったから、ここまで吐き出しても未だルドルフの死から立ち直れていない節あります。今まで同じ舞台を何度も見るってあんまりなかったんだけど、これは後の私にどんな貸しを作ってでも、できる限り見ておきたいと思ってしまったので明日も見るし15日も18日も行くよ!大千秋楽は迷ってたんだけど、こないだ友達とご飯食べながら「名古屋が大千秋楽なら行かない理由なくない?」って言われて「それな!?」って言いながら勢いでチケット取りました!!!笑
あと4回?まだ増えるかもしれないけど、最後まで観るよ。私のできる限りを尽くして!そのぐらい価値のある時間を過ごせたと思う。
キスマイヲタが名古屋のローカルアイドル「BOYS AND MEN」にハマッた一年半、めちゃめちゃ楽しかった
っていうか今月だけで4回も会っててお金も全部私が払ってるのに付き合ってないとかおかしくない?(?)
名古屋のローカルアイドル「BOYS AND MEN」にハマった日から、気づけば一年半が経過していた。中学からジャニヲタをやってきて、初めてジャニーズ以外の男性アイドルをこんなにも追っかけた。上記の引用はハマってから2ヶ月目、現場数で言うと8現場目くらいの時期にノリで友人と話していた私のぼやきだ。結論から言うと別におかしくない。
これは実は、担降りブログのつもりで書いている。担降り?推し変かな。ボイメンの界隈では一押しのアイドルのことは「推し」というので。
担降りブログといえば、新しい担当にどうして降りたのか、その人の魅力は何か~~!をワーッと書いて元担に対して「ありがとう、大好きだったよ!」と締めるのが定石だと思うけれど、ここでは新しい担当のことを語る前に、ジャニヲタだった私が「名古屋のローカルアイドル」に突如ハマッてそこそこの金銭と時間を費やした、その単なる思い出話を書き記しておきたいと思う。新しい担当のことに関してはエリザベート観たらどうせめっちゃ書きます!!!
ちなみにカネはこんだけ費やしたよ(過去記事)
ボイメンにハマる前、私はガチガチのジャニヲタで、Kis-My-Ft2のオタクだった。玉森くんがこの世で一番かわいいと思っていた。いや今も割と思っているけど、便宜上過去形にする。どのぐらい本気(マジ)だったかというと、、、ここまで書くと身バレするかもしれないが、大学の卒業制作で祭壇を作って誰にもわからないところに玉森くんの写真を仕込んだぐらいヤバめのオタクだった。
ジャニヲタの中でも私はいわゆる「在宅/茶の間寄り」だったと思う。デビュー組といわれるある程度のメディア露出が確約されたグループしか好きになったことがない、コンサートへは「当たれば行きたい」スタンス、座席は見られればオッケーだからこだわらない。見ているだけで幸福。だからずっと「アイドル」と「触れる」はイコールではつながらなかったし、そんな機会も無いと思っていた。
ジャニーズでは「接触*1」をともなうイベント自体開催されることが少ない。グループのデビューを記念して握手会が行われたりすることもあるが、そもそもの「ジャニーズファン」の分母が多すぎるため、動く人数が数千人〜数万人規模となり頻繁に開催できないという事情もあるからだろう。
(完全に余談だが、Sexy zoneの握手会レポほど面白い握手会レポはないと思っているので、セクゾには定期的に握手会を開催してほしい。もう無理か。)
【SexyZone】中島健人伝説2013【ラブホリック】 - NAVER まとめ
つまり私の「接触」に対する「耐性」は全く持ってゼロだったし、むしろ嫌悪してたと言ってもいい。担当や推しと会話をするとか握手をするという行為が存在すること自体が想像外の世界であり、だだっ広いナゴヤドームのスタンド25~40列目くらいの席でモニター越しに担当グループを見つめるスタンスが一番私には合っている。そう思っていた。
それなのに、本人たちと接触ありのグループ「BOYS AND MEN」(以下、略称のボイメンと記述する)にハマって、一年半存分に楽しんでしまった。それなのに、と書き出した理由は件の「接触」にあるのだが、それは後述にて述べたいと思う。
ボイメンにハマったきっかけ
ハマったきっかけは「ボイメン☆騎士」というテレビ番組だった。「名古屋のローカルアイドルBOYS AND MENが日本ガイシホールで一万人ライブの開催をめざし、過酷なロケへの挑戦を通して成長する」といういたってわかりやすいコンセプトのバラエティである。「Cの嵐!」*2で嵐にハマり「濱キス」*3でキスマイにハマっていた私は「あっこれはヤバイな」と思った。案の定ヤバくて今こんなことになった。せんべい食って涙目になってる姿でキスマイに落ちた私が、ヌードモデルをしたり30kgの荷物を背負わされて登山をして号泣したりイベント成功祈願で火の上を歩かせられたりしているボイメンの姿を見て落ちない訳が無かった。
それで、ライブに行ってみたくなった。それが2014年の11月ぐらい、ボイメン☆騎士の番組終わりで、いよいよ「日本ガイシホール 夢の一万人ライブ」の本格的な告知がされて来た頃だ。ああ行くだろうなと思って、気付いたらアリーナAブロドセン3列目を譲ってもらっていた。この時のチケットの値段はなんと3900円だった。やっす。
そして2015年2月28日、ついにライブの日。日本ガイシホールというと名古屋ではナゴヤドーム(キャパ4万人)の次に位置するキャパ1万人の会場で、ジャニヲタ的な感覚では「狭くて見やすい」会場である。そんなところでアリーナ3列目だったので、ジャニヲタらしく浮き足立って、当日の朝4時までかかって突貫でうちわを作り当日を迎えた。
結論から言うと、このガイシのライブがめっっっっっちゃくちゃ楽しかった。
ボイメンのライブは、ジャニーズコンサートに付き物の顔まで熱くなるような火柱も特効も無ければ、曲数も多くない。衣装も電飾が途中で切れてたりしてなんだかチープだった。それでも「チョコレートプリンス」の振り付けが可愛すぎて終始野鳥の会(=双眼鏡を覗き続けること)と化したこと、「変わらないStory」マジガチ恋ソング過ぎるだろと思ったこと、「Lovely Monster」は曲が好みすぎて一緒に行ってくれた妹の肩を叩きまくったこと、「Candor」というバラードの平松くんの歌い出しがあまりに綺麗すぎて時間が止まったような気がしたこととか、書ききれない「楽しさ」を思い出す事が出来る。
ちなみにこのライブの正式なタイトルは“ボイメン☆騎士『THE FINAL』夢の1万人ライブで重大発表!「オレ、卒業します。」”というなかなかにドキドキさせるタイトルだった。要は「ボイメン☆騎士が番組改変で終了→ボイメン☆騎士からメンバー全員が卒業」(しかも新番組は既に決定していた)というオチだったのだが、後続の番組が決定しているとは知らないメンバーが切々とボイメン☆騎士への感謝を述べながら涙ぐむ姿は新規の私にもグッとくるものがあり「ああ、これはもう少し彼らの姿を見たいなあ」と思ってしまった。
そして何より、ここで完全に「推しメン」が決まってしまった。もともと顔が一番好みで、ボイメン☆騎士での喋りのうまさが印象的だったメンバーカラーピンクの本田剛文くんが私の新たな「担当」もとい「推し」となった。本田くんは頭の切れるキャラクターと小柄な身体の割にめちゃくちゃよく動くタイプで、純粋に「うわめっちゃシャカリキだー!!推せる!!」となったことももちろん、特に印象深かったのがMCの時に喋っていないメンバーの顔と、メインで話を回すリーダー・水野勝くんの顔を交互に見ながら絶妙なタイミングでフォローや小粋なコメントを入れていた様子である。「あっすごい。この子社畜だ。」と思った。「推そう」と思った瞬間だった。
本田くんは、顔のキレイさですべてが許されるようなキスマイの玉森くんとはまた違うタイプだった。本田くんの顔こそかわいいがなんだかダサくて、シャカリキなところが良かったのだと思う。
気付けばライブの終盤、発泡スチロールで出来た、ライブタイトルの書かれた星が振っている間中「終わらないでほしい。またボイメンのライブ見たい。見る。いや見に来る」と考えていて、終わってから規制退場がかかるまでずっとへたり込んだように座っていた。そうしていると、アナウンスが聞こえた。
「これから特典会が始まります。『ツーショット券』をお持ちのお客様はそのまま座席でお待ち下さい。券をお持ちでないお客様はすみやかに退場してください」
ツーショット券。ああ、そういえばグッズ売り場で見た気がする。5000円でグッズセットの中に同封されてるってやつ。へえ、ボイメンってそういうことやってるんだー、でもたっけえなあ、と思って買わなかったんだ。
——え、やっぱ撮りたかった!!本田くんと!!!完全に撮りたかった!!!そんな簡単に撮れるもんなら撮りたかった!!!
気付けばめちゃくちゃ純粋にそう思っていて、めちゃくちゃ後悔した。ライブを見るまではまさかこんなことになるとは思っていなかったのに、その瞬間は何かこう「今のこの気持ちが形に残せるなら残しておきたかった」と胃がよじれるくらい後悔したのである。その帰り道、電車に揺られながら次の現場のチケットを取った。次の現場はわずか一週間後だった。
接触イベントに行った
2月28日ガイシを終えて、本田くんとツーショット撮りたかった!何かしら話してみたかった!という欲望を抱えて一ヶ月が経ち、ついに「接触」イベントが発表された。「4月4日-5日、新曲リリースイベントにてライブ、サイン+握手会を開催します!」
ついに来た、と思った。と、同時にうわ、どうしようとも思った。ちなみにこの時にはもう既に時間の許した限り4回現場に足を運んでおり、完全にボイメンにハマっている。だからこそ、この駆け上がるようなテンションで接触に行くのがなんだか怖かった。ここで接触に行けば、これから接触に行かない理由は無くなる。長年ジャニヲタをやってきたので「これはしばらくハマる」という感覚は自覚しており、その上で経験した事の無い「接触」によって、自分がどういう状態になるか全く想像ができない怖さがあった。
余談@ジャニヲタは「接触」に耐性がない
私が今まで通ってきたグループとその期間(嵐[2004~2010]→Kis-My-Ft2[2012〜2014])で、ファンサをもらったことはあれど「触れた」とか「喋れた」とか、そういう案件が発生したのは、昨年のクリスマスに開催されたキスマイの「Thank youじゃん!」発売記念のゲリラ握手会だった。その際は前日の0時に開催内容が発表されたにもかかわらず、私が行った名古屋会場には2000人が集まったという。
その時も、5時間並んでいる間中ずっと「マジで触れんの?マジでガヤさんと横尾さん居るの?(※この時もう本人たちが目の前でトークショーをしている)」というよくわからない精神状態に陥ってはいつつも「次こんな機会はそうそう無い」というミーハー心から来る高揚感の方が大きかった。故に、結局触れたあとも「たまたま偶然が重なって神に謁見できたのだ……」というこの世の全てへの感謝の感情しか沸いてこなかった。あとガヤさんの手がクッソやわらかかったことは覚えている。
だからもう、尊先のアイドルに触れる、ましてや喋るなんて無理。もう絶対無理。オリキでもないし無理。死ぬ。・・・・・・と思っていた。
あの時ツーショット5000円だったのに今日はCD1枚1600円で喋れるやん!*4と思いながら、クソほど並んでサイン+握手券を買って、吐きたくなるくらいの緊張とともに並んで、ついに目の前にほんの一ヶ月前に日本ガイシホールで見た、あの本田剛文さんが いる!!!
「お、おねがいします」
「なんで黒マスク?」
「えっ!?あっ、顔がぐちゃぐちゃだから・・・」(※ストレスで顔がただれていた)
「ぐちゃぐちゃ?それはメイク的なこと?」
「いや、顔がただれていて」
「そんなん気にせんでも良いのに、今度は外してきてもらわんと」
・・・今振り返ってもクソ接触だな!(笑)
でも初接触だから「やべ!この人今度って言った!また行かなきゃ!」って慌てました。
そう、だからね、また行ったよ。この日からほぼ毎週、時には毎日、それを一年半。
アイドルとの接触を経て、私なりに感じたこと
何度も書くけれど、私の「接触」に対する耐性は全く持ってゼロ、むしろ嫌悪していた。それなのにどうして一年半コンスタントに通ってしまったのか、というと「関係性」ができてしまった、そしてそこに親しみを覚えてしまった、というのがある。
気づけば、接触イベントのある日は同じ職場にいるわけでもないのに、本田くんと明日何話そう、ということを考えてばかりだった。好きなアイドルが自分の話で笑ってくれたりするのはとても楽しいことで、お金さえ払えばそういう時間を過ごせる、というのはとんでもない魔力があった。
接触で落ち込んだことももちろんある。忘れもしないのは、昨年5月「Arc of Smile!」の発売イベントで、デイリー1位を取った時のサイン会だ。浮き足立って「1位!1位!」と言いに行ったら、本田くんは「いや、イベントとかめちゃめちゃあったもんでさ」と、なぜかあまり喜んだ様子を見せなかった。その時のことは、しばらく経ってからも同推しの友達と「悲しかったね」と話していたぐらいだ。
「接触で売っている」それは恐らく、本人たちが一番きっと理解していることで、ボイメンを応援し始めてからずっと、メンバーはブログで「僕たちは皆さんに助けられてばっかりで」と言っている。
でも、それは違うよ、と言いたかった。たぶんファンは一番よくわかっているけど、売り上げはつまりファンがボイメンにそれだけお金を、夢を、時間を「賭けてみよう」と思わせた結果なんだよ、だから、誇ってくれ。そうずっと思って、実際に何度か「誇って!!」と言ったりもした。
でも、翌年の「Wanna be!」でデイリー1位、ウィークリー1位が確定し「今日の売り上げ次第で10万枚を達成するかもしれない」と言われた日のイベントで、3回ぐらい本田くんのところに行った最後「私はまだボイメンを好きになって日が浅いけど、こうしておめでとうが言えてすごくうれしい」とエモめなことを言ったら、「今日まともやん!」と笑いながらも「ありがとう」とグッと握手をしてくれたのだった。「結果が自信になったんだ」と思って泣きそうになった。1月の極寒の日で、この日のことはたぶん忘れないと思う。
接触は正直楽しい。たぶん私の推しの頭の回転が速いことと、特に甘い言葉を吐かれないことが良かったんだと思う。そういう、相手によって対応を変えている感じが良かった。
2DAYSのライブで1日目に特典会の列に忘れ物をしたことがバレて2日目に「もう忘れ物したらアカンよ」と諭されたりしたこととか、フェスでMINMIのライブの時にめちゃめちゃタオル振ってたら翌日の特典会で「MINMI姉さんの時タオル投げとったろ」と言われたこととか、イベントに行かなかった日があるといつも連番している友人に「最近○○○(私のスマホカバーの特徴)来とらんやん」と言ってきたこととか・・・なんていうかね、半ば推理ゲームでした。いかに新しい台詞やスチルを開けるか、みたいな。それで面白いことが返ってきたら「本田くんってこんなクソみたいなこと言ってもこんな面白いこと言ってくれるんだぜ!」って周知するのが私は楽しかった。
あと前々回のブログに書いた、相席屋に行ったって言ったら「タダ飯に釣られたんでしょう!」と怒られたやつで、アンサーブログをいただいたのですがそのご指摘もアイドルと接触を考える上で「まさしく!!」でした。
『ドルヲタがユニット作って相席居酒屋に行ってきた話』に影響されてボイメンストアで大盛り上がりした話 - あなた以外は風景になる
『推しがこんなに自分のこと心配してくれたら、もう一般男性のおたくになんてなれなくない?』
しかも相席屋に行ったきっかけはともかく、恋人探しとか出会いとかの目的よりも他のこと(ユニット組んだり攻略したり)が目的よりも先へ進む機動力としてあったであろうことも軽く見抜いてますよね…?
いやほんとそれなんですよ。
っていうのを経て、本当にくだらないと思われるのを覚悟の上で書くけど「ファンとアイドル」で「私はお金を払っている」そのことを前提としてはいるけれども、きちんとそこに私は居て、私と話してくれている本田くん、っていう関係性は、今日までちゃんと構築されていたんじゃないかな、と思っている。この関係をどんなに突き詰めたところで「ファンとアイドル」の域は絶対に出ないけれど、それでも私は確かに本田くんのことをたまに友人以上に親しく感じることがあったし、お前は俺だ、と思うくらいに本田くんの話すことがわかるような気になることもあった。信頼していた、というのが一番近いような気がする。
それでもやっぱりあくまで私がお金を払っている立場であることには変わりないので、そこがとても楽だった。すでに対価を払っているので、関係性が無条件に始まる。1600~3000円払った数秒、数十秒で私の話した言葉に本田くんが返事をしてくれて、それが積み重なって「そういえばこの間言ってたね」と話が進んでいくだけだ。そこに私がブスだからとかは関係ないのが、楽で心地よかった。そして、推しにある一人の「自分のファン」として認知されている、ということも、単純にうれしかった。接触を重ねることは信頼関係であり、究極の利害関係。脆くてか細くて心もとないけれど、確かに「推しとわたし」の間にしか起こりえないひとときの夢なのだ・・・と、思う。そこが前述した「魔力」なんだ、と。
最後に
ボイメンはすごい。ケーブルテレビの公開収録なども含めたらほぼ毎日何かしらの現場や媒体があって、まさに「会えるアイドル」といった感じがガイシライブを経た今も顕在している。つまりそもそも圧倒的に「現場派」にならざるを得ない体力系のグループなのだ。現に私も昨年はジャニの様々なグループを含めて「年間で」9現場しか入っていなかったが、去年は入ったボイメン現場は無料/有料含めカウントするだけで100現場以上入っている。
完全にほぼ全ての土日をボイメンに使っていた。現場の中には何かよくわからないローカルなイベントのゲストだとか、数時間並んで15分の出演時間、みたいなものもある。でもそこまでしてでも彼らの成長を見たいって言う価値は確かにあった。
それで会って、喋って、認知もらって、ラジオ投稿して、ツーショ10枚以上積むとかもやって、Yamato☆Dancingのリリイベを走れるだけ走って、初めてCD100枚以上買って、一年半、私がボイメンヲタとしてやれることは全部やりきった、って気分になった。
担降りする人が決まって言う台詞になるけど、嫌いになったわけではもちろんなかった。ただ、私が「もう大丈夫」になってしまった。もうCDを買わなくても大丈夫、TVを必死に追わなくても大丈夫、大丈夫、そういう日が重なっただけだ。バースデーイベントも来月あるけどたぶん行かない。こうやって振り返ってみると本当に私もいろいろ頑張ったな~と思う(笑)
降りるって決めた日まで、最後まで本当に楽しかった、といろいろあったけど今はそう思う。現場数が多いから、それだけ現場で会う人たちとも仲良くなれた気がするし、本田くんのパフォーマンスを見るといつでも元気が出た。キスマイとオリコン争いしちゃったりもしたし、きっとこれからもっとでっかくなってくグループなんだろうな、なんて。
だからこそ、私はこのタイミングで降りたことを実はまったく後悔していないです。本当はこの一年半で、つらくてやめたくて降りそうになったときは何度かあった。でも、そういう時に降りていたら私はきっともう、ボイメンを介して得たすべて・・・友達とかTwitterのアカウントとかチェキとか、全部捨ててたと思う。そういう性格だから。
今までマジでありがとう、本田剛文さん。いつかナゴヤドームの51列から、貴方のパフォーマンスを防振双眼鏡でガン見するのが私の夢です。