一過性の病

「王座!」

ドルヲタがユニット作って相席居酒屋に行ってきた話

彼氏がいない。ほぼ毎週BOYS AND MENというローカルアイドルとツーショット写真を撮ることに3000~10000円使っている。

そんな生活なので、Twitterのリア垢につぶやくことがなさすぎて、狂ったようにお金を払って撮った本田くん(※推し)とのツーショットの画像をアップしまくっていた。

 

久しぶりに友人から電話がかかってきた。

 

 

「最近みんな男の話ばっかりだからさ~あよのTwitter見てるとホッとする~~w」 

 

 

 

………………

 

 

 

「………………相席屋、行かない?」

 

気づいたら、ドルヲタ仲間たちにそう連絡していた。

 

オタクユニット結成

最初に相席居酒屋に行こうという話をしてから一ヶ月、ドルヲタどもとようやく予定が合ったのは結局「現場の後のアフター」だった。ヲタクは忙しい。その頃にはなんやかんや盛り上がってしまい人数がどんどん増え、8人で行く予定になってしまっていた。

居酒屋の予約可能人数は3人~2人。このままでは普通には入れない。さてどうしたものか。

 

突然だが、アイドルには「ユニット」というものがある。

 

主に大人数のグループアイドルの中で、アイドルそれぞれのキャラクターや特技などのバランスを見て、ビジネスでいうところのプロジェクトチームよろしく、なんらかの大人の意図で組まれるものだ。

いくらいつも一緒に行動している気心知れた人間たちの集まりとはいえ、いざ「コミュニケーションの場」となると話は別だった。これから私たちが話しに行く相手はアイドルではない。相席屋に攻め入るには、お互いのキャラクターを最大限に生かし合える「ユニット決め」が非常に重要だと私たちは気づいたのだった。

 

●●は喋れるからメインで組んだ方が良いよね、○○と△△は一緒にするとヤベェから離そう、とさながらドラフト会議のようにお互いの得手不得手についてあーだこーだと離していると、ふと一人が口を開いた。

 

A「あよはさあ"本田くん"なんだよ」

 

私「ウン、本田くん推しだね」

 

A「いや"本田くん"ってさ、話はできるけど気持ちが全くこもってないんだよね。喋れるんだけど気持ちが全くこもってないの

 

 

 

「…………わかる」 *1

 

 

私の推し、BOYS AND MEN 本田剛文さん という人は、グループ内で賢いポジションを担っている。

 

MCを回したりイベントの締めの告知やコメントはだいたい彼に振られ、頭が良くとても弁が立つ反面、少々デリカシーに欠けるところがあり、頭より先に口が滑るときがある傾向にある。(※ヲタク調べ)

 

Aの指摘は図星だった。私は全く賢い方ではないが、下線を引いたように半ば口先だけで話し始めてしまうところは確かにある。なんなら高校生の頃から「あよ今適当に返事したでしょ!!!」と繊細な子のハートを踏み抜いてきた。自分の中の概念としての本田くんの存在に気づいてしまった瞬間である。

 

「私も俊くん*2みたいにちょっと面倒なところあるし……」

「じゃあうち若菜*3だわ……」

 

古のアイドルオタクからの言い伝えにこういうものがある。

「ヲタクは推しに似る」。

その言葉通り、気づけば私たちは「アレッ?この組み合わせそれぞれの推しに置き換えたら見たことあるユニットじゃね???」という「ユニット」で、それぞれ相席屋に"参戦"する運びとなったのだった。

 

ユニット結成のエピソードを考えよう!

結局、3人グループが二組、2人グループが一組でそれぞれ別の相席居酒屋に行く運びとなった。私が所属したユニットはこのような顔ぶれである。

 

・私 本田推し

・B 若菜推し

・C 勇翔*4推し

 

ボイメンをご存じの方ならこの並びでぴんときたかもしれないが、この本田・若菜・勇翔という組み合わせは3人とも92年生まれの通称「同級生トリオ」と非公式ながら呼ばれていた。まさしくユニットである。組み合わせを決めた瞬間「こんなん喋ったらマコライ*5のMCじゃねえか」と盛り上がった。

 

しかし「同級生トリオ」と決定的に違うのは、「そもそも同級生じゃねえ」ということである。

 

ユニットには結成時の逸話があるように、私たちも「どういう関わりの3人なのか」「なぜこの3人で相席居酒屋に来ることになったのか」という「エピ*6」がなければならない。まさか初対面の男性相手に「ボイメンの現場で仲良くなったんすよwwwwwwwあっボイメンって知ってます?名古屋の町おこしお兄さんなんですけど良かったらCD」といって配布芸をおっぱじめるわけにもいかない。3秒で自己紹介が終わるが、わざわざ相席居酒屋をセッティングした意味も同時に終わってしまう。

 

こうして相席居酒屋に向かう電車の途中で「私とCが大学の同級生(これはガチ)で私とBがもともと仲良くて、BとCと会わせたら意気投合した」という嘘と真を織り交ぜたフワフワしたエピを考えて望んだのだった。

(後日談ですが、特にフワフワしていた私とBの関係は案の定突っ込まれまくったので皆さんもユニットを結成することになったら細部まで決め込むか嘘をつかないことをおすすめします。)

 

そしていよいよ相席屋に向かった。終わったら他ユニットと合流して戦敗を報告しあう約束をして。

 

1組目:ゲットバッカーズ

相席屋に入って名乗った瞬間、チャラめの店員が「あよさん、会いたかったですよ^^」と迎えてきた。完全に出鼻をくじかれた。チャラめの店員高橋(仮)は私たちが席に着いてからの「初めて来られたんですか〜?いいですね〜!僕も会えてよかったです^^」と謎対応をかましてきて、おかげで緊張が飛んだのでありがたかった。

 

席についてからしばらくご飯を食べる時間があり、後々男性が来ることも忘れて3人でめちゃくちゃ食べた。料理はおつまみが中心で、唐揚げ、焼きそば、生ハム、チーズ、チョコファウンテンなどなど。めちゃめちゃに焼きそばを盛った段階で、ついに店員さんが「男性2名、ご案内してよろしいですか?」!!!!!来た!!!!!「はい!!!!!」

 

ついに男性2名と相席が始まった。感想は「えっ!めっちゃ普通の人やん!!」普通の優しげ~な感じの二人だった。二人は工業系の専門学校時代の友人で、職場に女性が少なく出会いを求めてきたという。普通!!めっちゃ普通!!もっとパリピなヤバイのが来ると思っていた私たちは「こらイケますわ」とめちゃめちゃ普通に自分たちの仕事の話、今日相席屋に来るまで何をしていたか、などを和気あいあいと話した。

 

「漫画読むの好きで〜」と男性が言った。ふと電車の中での作戦会議が蘇る。「もし好きな漫画とかの話になったらどうする?」「ワンピースが一番いいんだろうけど私読んでない」「私もアーロン様のところで止まってる」「どうしよう……

そう「オタバレせず話が適度に盛り上がる漫画」というカードを私たちは持っていなかったのだ。「斉木楠雄ぐらいならセーフかな……」と咄嗟に「そうなんですか!ジャンプとか?」とバントを打った。

 

「ジャンプ系もいいんですけど、マガジンかな〜、ちょっと昔の作品なんですけど、ゲットバッカーズ*7とか」

 

私・C「「ゲットバッカーズ」」

 

 

 

オタの悪い特性「好きな作品の名前が出るとなりふり構わず反応する」が発動した瞬間である。

 

ゲットバッカーズ知ってるんですかwwwww」「し、知ってます!!!」「『ユメは見れたかよ?』*8」「蛮wwwww」「私は雷帝*9派でした」「私は花月*10」「結局赤屍さん*11が一番かっこいい」なんだこれ。なんで相席屋で邪眼を発動させたんだ私。この時点でゲットバッカーズを読んだことのないBをおいてけぼりにしているので、オタの悪い癖2「知らない人をおいてけぼりにする」も発動していた。

 

しかしこのゲットバッカーズが功を奏したのか(?)「良かったらこの後ご飯行きましょう!」と早速アフターのお誘いをいただくことになる。邪眼か!?私たちがすでに邪眼にかけられているのか!?と「こらイケますわ」と3人で手ごたえを確認した。

そしてすでにこの時点で前述の「マコライのMC」状態だった。私の中の本田剛文が「ワシもっとイケるで!!」と言っていた。完全に飛ばしすぎだと思った。あややさんのブログ(街コンへ行って来たのでジャニヲタらしくコンレポを書いた - それは恋とか愛とかの類ではなくて)の中の

私は井ノ原快彦になるんだ

 という言葉がリフレインした。

私は本田剛文になるんだ。

 

2組目:森ボーイ×2

森ボーイが席に来たということ以外全く記憶にないので割愛します。

 

3組目:コンビニ店員のペ・ヨンジュン

 見出しからお察しいただけたかもしれないが、この3組目は手強かった。最後はメガネをかけた長身のイケメン風の男と、日に焼けたスギちゃんをもっと若くしたような男だった。

長身の方を見ながら私とBはほぼ口を動かさず「片方顔は良くね?」という合図をした。しかし「手強そうだ」とも。長身の方はイケメン風ではあるが、どことないダメ男感、ヒモ男感があった。ここは先手を打とうと思い「じゃあまず自己紹介から?」と私が言った時だった。

 

「出た~~ありがちなやつ~~」とヒモ風の男が言った。「やっぱそういうのから始まるよね~~」男はどうも決まり切ったような私の挨拶が気にくわないらしかった。ドルヲタ用語で言うなら「テンプレ病んだ」だな、と思いながら、私はうるせえ死ねという気持ちを抑えつつ「えーじゃないとなんて呼んだら良いかわかんないじゃないですか~!」と、なんとか自己紹介をする方向に持って行った。するとヒモ男は口を開くなりこう言った。

 

「名前は、ペヨンジュンです」

 

裏あよ(うっわめんどくせえ死ね)

 

表あよ「あーあー!あれっ最近あんまりお見かけしませんよね?」

 

沈黙

 

おいクソスベってんじゃねえかヒモ男

 

結果から言うと私のクソフォローもタイミングがズレてまとめてクソスベった。ペヨンジュンにも失礼だった。ヒモ男改めペ男はその場に顔を突っ伏しながら、小さい声で本名と「コンビニ店員やってます、29歳です…」と言った。「勝った」と思った。ペ男がみずからスベり散らかしたことでペ男の鼻っ柱はバキバキになったのである。

そしてペ男のおかげで同席していたスギちゃんをもっと若くしたような男がやたら良い奴に見えるというおまけ付きだった。スギちゃん(仮)はイベント会社に勤務している27歳だった。なんとペ男とスギちゃん(仮)はお互い一人で相席屋に行こうとしていたところにたまたま会い、一緒に来る流れになったのだという。「俺一番年上~~(笑)」とペ男が自虐的に言うのを、スギちゃん(仮)がフォローしないのもそういう関係だったからなのかと納得した。ペ男は特に友達にはなる気がないという感じがして、うんうん正しい判断な気がするよ、とスギちゃん(仮)に勝手に好印象を抱いた。

 

そこからは結果的にまた主導権をこちらで握った形となった。ペ男が私の中の本田剛文を見抜き「ちょっと黙ってみよう?」 などとイジってきたので、負けじと「いやいやいやいや~~!」と打ち返していたら「すごいね」「いや楽しいわ、俺こんなにしゃべると思わなかった」とだんだんとご満悦になってきて面白かった。とはいえ自分が主体にならないのは気にくわなかったのか「結構遊んでるでしょ~!」と皮肉を言われた。もちろん私はふだん推しにいかに接触でクソみたいなことを喋るかということしかコミュニケーションにおいて頑張っていることはなかったので、やっぱり「いやいやいやいや~~!」と調子よく答えた。そうしているとスギちゃん(仮)は「そんなにがんばらなくてもいいんじゃない?」と言ってくれた。ペ男のクソさも相まって、そんなことを言ってくれるなんて神かと思った。神かとは思ったが、なぜか恋愛的な感情は抱かなかった。

 

この時点で22時近くを回っていた。18時半に入店したので4時間近く居た計算になる。ジャニーズのコンサートのオーラス公演ぐらい長い。 ゲットバッカーズからのLINEも来ているし、他の店に行った他ユニットから「早く報告会しよ!」とのLINEもめちゃめちゃに来ている。あと私の声も終わっている。B、Cに「そろそろ出よう」と合図をした辺りでペ男が「この後カラオケに行かない?」と言い出した。

 

〜他ユニットからの相席屋LINE〜

他ユニット「まだ?????」

私「今のグループにカラオケに誘われてい」

他ユニット「は?」

私「るけど断って早く行きます」

他ユニット「待ってる」

 

結局ネタ発表会だよな!と私たちはぺ男とスギちゃん(仮)を蹴って女子アフターに行ったのだった。他ユニットの報告会も面白かったよ!!!「うちら絶対名前名乗らなかった」「なんでだよ」「そしたら私がうっかりAのハンドルネーム呼んじゃって焦った」とか。

 

終わった感想としては、個人的には満足感がとてもあった。しかしそれは、LINEのIDをいくつかゲットしたり店外タダ飯を食らえた事による満足感ではなく「仕事がひとつ終わった」「自分の力量を試すことができた」という、さながらアスリートのような自己満足感であった。同時に「同じ試合はもう二度とできない」とも思った。「その場を盛り上げること」にフルスロットルの力で臨みすぎたあまり「次の機会」に臨む体力まで使い切ってしまったのである。

店外タダ飯をおごってくれた二人からはのちのちもLINEが来たが、同じぐらいのテンションまで自分を持って行くのがつらく、結局縁は切れてしまった。

あとから別の友人に「目的変わってんじゃんwwwww」と笑われた。試合に臨む前からスパーリングで体力を使い切ってしまったのだから当たり前である。

 

C「あよさんがんばってたけどあよさんのヤバさはこんなもんじゃねえよって思いながら聞いてたよ!」「ショタショタパラダイスとか言うあよさん知ってるし!」

 

思えば私は初対面、それっきりの場面であれば「どう思われてもいい」という安心感の元に遠慮なく話をすることができるのに対し、いざ継続的な関係を続けようという努力をしようとすると途端に「何かぼろが出るのではないか」と身構えすぎてしまうところがあった。

最初にAに言われた「本田くん」を思い出した。口は回るが気持ちが全くこもっていないという、私の中の概念としての本田くんの存在は、私の力になりこそすれ、私を本当に助けてはいなかったのだった。

相手によく思われたいという見栄でだんだんと自分を偽るようになり、本来の自分から少し背伸びした虚像を作り上げた結果、それを維持することが面倒になってしまう。相席居酒屋でめいっぱい背伸びをして疲れ切ってみて、自分のそういう本質の存在について認めることができたのは一つの収穫だったといえる。

 

私がMCに徹しているイジリが始まったときに「わかるよ、なんかしなきゃって思って話してくれるんだよね」「でもそんなにがんばらなくてもいいんじゃない」とフォローしてくれるスギちゃん(仮)のような人も居たにもかかわらず、ありがたいと思いながらあまり恋愛的な感情が動かなかったのは「ぼろを出さなかった!」という満足感がありつつも、どこかでがんばりを否定されたような気になっていて、そういう自分の「がんばり」ごと認めてほしいという欲があったからだと思う。

 

次回があれば、最初から飛ばしすぎないようにゆっくり飯でも食いながらスパーリングに臨みたい。ショタショタパラダイスとか言っても許されるような相手を見極めることができれば。

 

ちなみにゲットバッカーズとのアフターは顔出したんですけど全然面白くなかったので特筆することはないです。

 

 あと完全にこれは余談なんですけど、アイドルの「テンプレ対応*12」の仕組みがよくわかった!!!ずっと男性2対こちら3の人数の対比だったので「ほんと3人でごめんなさいね〜!」ってずっと言ってた。あとは「わかります」「ほんとそれですよね」「ワンチャン」って言えれば1時間は話が持つという…。いやそらまずはテンプレ対応になるわ!相手の事知らんもんね!

 

あとは個人的な良いところ/悪いところのレポート。

 

●悪いところ…

・次から次へと男性グループが来るので飯を食っている時間が意外とない

・料理を取りに行くときにたまたま他の席の男性としゃべれる、というタイミングはあるものの、基本的には自分たちの席に案内されてきた男性と話すことになるので運ゲー。店内ですれ違って「あ、あの人かっこいいな!」と思ってもほぼノーチャン。

・私が行ったときは店員さんが「キャンペーンをやっていて~」と「席替えくじ」タイムがあり席替えのタイミングが設けられていたが、基本的に女性側から「チェンジ」がし辛い。(よっぽどな時は店員さんがキャバクラのボーイのようにうまいこと席を変えてくれるようですが…)

→同系列の他の店に行った子たちのところはこういうキャンペーンもなくて、席替えもできなかったらしい。これはちょっとネックかもしれませんね。。。

 

●良いところ…

・タダ飯(=アイドルとのツーショ代を犠牲にしなくてもいい)

 →ラフに行ける=「ガチ感」(※ガチで彼氏がほしい感)が少ない

  →普段アイドルの話しかしていないまだお互いのネッチャリとした女の一面を見せきっていないドルヲタ仲間とも行きやすい

・「相席屋行ったwwwwwwww」という話のネタに使える

 →接触ネタに使える

 

 

結論:まずオタ卒しような。

 

 

 

後日談

ちなみに翌々日にガラガラな声で推し(本田剛文さん)に接触で相席居酒屋に行ってきたことを伝えたところ、

 

 

というような反応が返ってきました。

 

相席屋に居た男より私のことわかってくれてんじゃ~~~ん!!!!!!!!!(こうしてドルヲタは辞められないのであった)(完)

*1:※「本田くん気持ちこもってないのわかる」と「私気持ちこもってないのわかる」の意

*2:BOYS AND MEN メンバー 田中俊介。クールキャラで兄貴分だがたまにイジりにくく地雷がわからない

*3:BOYS AND MEN 元メンバー 若菜太喜。ゲラ。にぎやかしの笑いが得意

*4:BOYS AND MEN メンバー 勇翔。(ゆうひ って読むよ!)顔がめちゃくちゃかっこいい。寡黙だがヲタク趣味があり、自分の好きなものの話はキラキラしながらよくしゃべる。

*5:「同級生トリオ」が所属するボイメン内グループ「誠」のライブのこと。

*6:エピソード

*7:GetBackers -奪還屋-』(ゲットバッカーズ だっかんや)は、『週刊少年マガジン』に1999年から2007年まで連載された漫画作品。裏新宿を中心に依頼者の奪われた物を取り返す裏稼業・奪還屋『GetBackers』の美堂蛮と天野銀次のコンビの活躍とバトルを描いた少年漫画。(ウィキペディアより)
めっちゃ面白いよ!!!!

*8:主人公美堂 蛮の特技「邪眼」発動の決め台詞。相手に1分間の幻影を見せる。

*9:主人公天野 銀次の通称。体内で電気を自在に発する事ができるので雷帝。

*10:風鳥院花月。だが男だ

*11:赤屍 蔵人。人を切り刻むのが趣味のヤバイ人。

*12:握手会などで誰にでも言う言葉、の意。「ありがとう〜」とか