読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

一過性の病

「王座!」

「復讐したい」キャスティング予想とキャラ考察

<!「復讐したい」小説本編内容のネタバレを含みます!> 

グロテスクな内容は灰色の文字にしてありますが、苦手な方は閲覧をお控えください。

 

natalie.mu

 

推しグループBOYS AND MENに自社制作以外の映画出演が決まりました。「山田悠介さん原作の『復讐したい』の実写化です!!」聞いた瞬間は正直「不!!!安!!!」だったよ!一気に園子温監督のリアル鬼ごっこが頭を過ぎったからね!(学ランの男どもが次々ポップでキッチュに惨殺されるのかな?とか思った)

私自身山田悠介さんはどの作品も未読だったので、良い機会だと思い今回原作を拝読しました。キャスト発表前に少しキャラクターと内容の整理を兼ね、それぞれのキャラクターの容姿や特徴が分かりそうな文を引用しつつまとめておきます。キャラ予想のたたき台になれば幸い!

 

あらすじ

 2020年、被害者遺族による怨恨事件が増加した日本では「復讐法案」が可決された。「復讐法案」では、重犯罪による被害者は加害者に対し「復讐」か「裁判」を行うことが認められる。「復讐」とは、ある一定下の条件で犯人を殺害することができるというもの。

 妻を殺害された高橋泰之は容疑者・小寺諒に対し復讐を宣言し、できるだけ残虐な方法で小寺を殺害するため「復讐」が行われる蛇岩島へ向かう。

 島には時をほぼ同じくして「毒ガス殺人テロを起こしたカルト教団教祖と信者三十五名(世界プラーナ教団)」への復讐、「二十年間少女を監禁した男(角田)」への復讐が行なわれていた。(特に説明もなくヌルっと展開するけど、この「あらゆる復讐が同じ場所でほぼ同時刻に行われていた」というのがこの話の肝です。)

 

「復讐」のルール

・「復讐」を選択した遺族は「復讐者」となり、加害者(「受刑者」と呼ばれる)に一定の条件下のもとで「復讐」(自らの手で加害者を殺害)することが出来る。
執行場所はかつてウイルスの蔓延によって島民がいなくなり無人島と化した島「蛇岩島」によって行われる。ここでは法律は適用されず、誰が誰に何をしようと一切罪に問われない。(復讐者が受刑者を殺害しても罪に問われない。逆も然り)

・制限時間は100時間で、時間内に復讐者の「復讐」が果たせなければ、受刑者は無罪放免となる。しかし、時間切れになっても受刑者が島のどちらかにある北門/南門のどちらかから脱出しなければ復讐は終わらない。つまり時間内に受刑者を見つけ出せなかった復讐者は最終的にどちらかの門の前で待ち構えていれば、受刑者と相対することができる。(「運命の選択」)

・復讐者にはスタート時に手榴弾、マシンガン、拳銃、バタフライナイフなどの武器が与えられ、弾薬などは補充可能。他、食料、懐中電灯、救急道具、そしてGPS付きの電子地図が与えられる。このGPSは受刑者が半径100m圏内に居る際に作動する。(自分の仇のみ。他の復讐者の仇が近づいてきても作動しない)

・受刑者には武器食料等は与えられず、耳にGPSの送信機を取り付けられ、電子地図のみが渡される。 さらに逃走できるエリアが10時間ごとに狭まっていき、立ち入り禁止エリアとなったブロックに立ち入った瞬間、監視役の警官が現れ復讐者の元まで連れて行かれ、無抵抗状態で復讐を受けることとなる。

 

キーとなる事件

高橋泉殺害事件

受刑者:小寺諒

復讐者:高橋泰

世界プラーナ教団関連事件

『板垣弁護士一家殺害事件』…教団と対立した弁護士・板垣智也を含む一家が殺害された。

『熊谷ソマン事件』…毒ガス「ソマン」により、近隣住民の5人が死亡。

二子玉川デパートソマン事件』…毒ガス「ソマン」により、30人の死傷者を出す。

受刑者:世界プラーナ教団の教祖・神河聖徳とその信者37人

復讐者:一連の事件の被害者(『世界プラーナ教団事件被害者の会』)57人

世田谷少女監禁事件

自分の好きなアニメキャラクターに似ていた当時8歳の少女を二十年間監禁し、部屋に閉じ込め、行動範囲を狭めて洗脳した。

受刑者:角田敦郎

復讐者:星野範子

 

各キャラクター考察 

高橋 泰之(たかはし-やすゆき)

「とても容姿端麗とは言えず、性格もまだまだ子供じみたところがあり」

主人公。復讐者。大手不動産会社勤務。

彼が妻を殺された恨みから「復讐」を選ぶのが物語のきっかけ。物語が進むにつれてだんだんと残虐な性格になり、仇を討つためなら手段を選ばず他人も利用するようになる。妻を殺された悲しみがきっかけか、復讐に囚われすぎるあまり、冷静な判断や人間らしい感情を失ってしまった印象を受ける。

 

高橋 泉(たかはし-いずみ)

「美しい顔立ち。品のある佇まい。慎ましさと聡明さを併せ持ち、とても家庭的な女性」

小寺に殺された高橋泰之の妻。料理教室の講師をしていた。

 

小寺 諒(こでら-りょう)

「背は百六十センチと小さく華奢で、髪はやや長め。」「二十一歳とは思えないほど童顔で、端正な顔立ちである。とても人を殺すような人間には見えなかった。」

受刑者。主人公・高橋の仇で、高橋泉殺害事件の容疑者。普段は秋葉原のコスプレショップでアルバイトをする、少女漫画だけが生きがいのアニメオタクだったが、親が病気から回復したことを神河のおかげだと思い込んだことがきっかけで教団に入る。

やたら「端正な顔立ち」という描写が出てくる。角田という同じく島に居る別の事件の容疑者と同じアニメサークルに入っていた。

逃げるために探知機を付けられた耳を自ら切り落としたりと、狂気的な一面を見せる。が、結局は高橋に無残に殺される。

殺され方がかなりえぐいので、推しがこの配役にされるのを見てられない方もいるのではないかと…足切り落とされて廃屋の玄関口に打ち捨てられる推しを真顔で見られるって割と特殊な性癖では!?

 

星野 範子(ほしの-のりこ)※ネタバレ大

「病的なほど痩せているが、髪を結って健康な身体つきになれば、見た目は泉そのものであった。」

復讐者。殺害された高橋泉に瓜二つの美しい女性。角田に20年間幽閉されていた。

身を守るために自分の仇(角田)以外もあっさりと殺す。

実は角田に命令して(角田は星野の命令を受けて小寺に泉を殺害させる)泉の殺害を企てた真犯人。泉と一緒に誘拐され「同じ顔は二人もいらない」と泉だけ解放されたことを恨んでいた。

 

角田 敦郎(つのだ-あつろう)

「でっぷりとした身体を揺らしながら」「その声は五十過ぎというにはあまりに子供っぽく」「オカマのような口調だった」

受刑者。星野の仇。星野にアニメキャラクターの幻影を見て、20年間幽閉していた。

まあいわゆる太ったおっさんですね。すわ真犯人か〜〜!?と煽られて数ページで実は黒幕は裏にいた〜〜!って感じになる。だって元を正せばこいつが悪いんだよ!なのに高橋は「星野が裏で糸を引いていた?」みたいになってビックリして殺しちゃうんだよ!角田が星野範子と泉を誘拐しなければ星野の恨みも発生しなかったんだよ!

 

神河 聖徳(かみかわ-せいとく)

 「髪の長い髭の男」

受刑者。世界プラーナ教団の教祖。

もう描写からしてまるっきり有名な某教団の某教祖を彷彿とさせるので、高橋や小寺とはまた違った意味で慎重なキャスティングをお願いしたい…。たぶんボイメン内ではキャスティングされないだろうな。神河の内面に関する描写はほとんど出てこないのでより気味悪さがあります。唯一「醜い者は不味い」「喰うのなら、綺麗な顔を持つ男だ。」と独白があって、飢えた信者に向かって小寺を喰うために連れてこいと指示する辺りぐらいしかパーソナリティが見えるシーンがない。まあ教祖にパーソナリティもへったくれもないと思うけど。

 

板垣 潤也(いたがき-じゅんや)

「板垣は二回り近く年下の泰之に丁寧に挨拶をした。」

復讐者。『世界プラーナ教団事件被害者の会』代表。『板垣弁護士一家殺害事件』により、兄の智也を殺害される。

集団の輪を乱して単独行動をした前田たちを責めるでもなく「心配していた」と改めて迎え入れたり、息巻く復讐者を取りまとめて的確に指示を下すリーダー的な存在。この話の中で唯一理性を持ったキャラクター。

 

前田 達也(まえだ-たつや)

二十歳の青年。復讐者。『世界プラーナ教団事件被害者の会』の一員。『熊谷ソマン事件』で兄を亡くす。

「行きましょう。これ以上グズグズしてらんねえ」「俺は一人で行動する。その方がよっぽどマシだ」などと言って序盤からテンプレートすぎる死亡フラグセリフを吐き捨てて単独行動をしてしまう。次の出番は死体かと思いきや、武器や食料などを信者たちに奪われてなすすべもなくなっているところを高橋と遭遇する。なすすべもなくなったところで「結局あんたも俺も復讐を果たせない」と自暴自棄になる(ちょっと面倒臭い)キャラクター。

 

日野 翔太(ひの-しょうた)

「明らかに泰之よりも若く、綺麗な顔立ちをしている。背は高そうだが、華奢な身体つきだった」

復讐者。『世界プラーナ教団事件被害者の会』の一員。『二子玉川デパートソマン事件』で妹を亡くす。

転んで足を捻挫しているところで高橋と遭遇する。

序盤で「僕は復讐には絶対反対でした」「復讐が決まった以上、僕だけ降りるわけにはいかなかった」とか言うからこのへたれはフラグかな?逆上して板垣辺りを殺すんだろうか?もしくはこいつが最終的に神河にトドメを刺すデスノートの松田みたいなキャラなのかな?と思ったら何も無く終わる。(ただのへたれだった。本当にビックリした。後半は「高橋さん!復讐は果たせましたか!?」とかしかセリフない。)

 

個人的なキャスティング予想

主人公/泰之…ポジション的には水野さんかな?と思いますが、主人公にしてはかなり病んだキャラクターなので水野さんが役柄に引っ張られて普段のテンションまでどんよりした感じにならないかが心配です。

小寺…個人的にはゆうぴんか本田くんかなあと思います。演技力的にゆうぴんかな?顔が美しいアニオタっていうのもぴったり。

星野…めちゃめちゃ個人的には性別違うけど小林豊さんにやって欲しいです!!単純にゆーちゃむに幽閉されていた顔の美しい殺人鬼っていう設定を押し付けたいっていう欲望だけで!

板垣…クールな年上役ということで俊さんかな?

前田…血気盛んな若者って感じがするのでつーじーかな?というかなんかもう完全につーじー。うまく言えないけどすごくつーじー。

日野…本田くんは小寺と見せかけてこのあたりだと思ってる。妹の仇を取るために返り血を浴びる本田くんは見たい。

 

演じて問題がなさそうな主要キャラ(神河あたり個人的にはゆうぴんに「醜い者は不味い」とか言ってほしさあるけど、教祖っていうのがな…問題がありそう…)がこのぐらいしかいないので全員分の予想ができないのが辛いところ。。。商業映画だし、推しの狂気的な表情が見られてオイシイかも〜〜♡みたいなキャラばっかりなのでもうそういう映画だと思って(笑)ボイメンがどういう風に演じるのか、あとどこまで再現されるのか、、、を楽しみにしてようかな!というモチベーションです!

わんだほでの発表が楽しみですね!!