一過性の病

「王座!」

ドルヲタがユニット作って相席居酒屋に行ってきた話

彼氏がいない。ほぼ毎週BOYS AND MENというローカルアイドルとツーショット写真を撮ることに3000~10000円使っている。

そんな生活なので、Twitterのリア垢につぶやくことがなさすぎて、狂ったようにお金を払って撮った本田くん(※推し)とのツーショットの画像をアップしまくっていた。

 

久しぶりに友人から電話がかかってきた。

 

 

「最近みんな男の話ばっかりだからさ~あよのTwitter見てるとホッとする~~w」 

 

 

 

………………

 

 

 

「………………相席屋、行かない?」

 

気づいたら、ドルヲタ仲間たちにそう連絡していた。

 

オタクユニット結成

最初に相席居酒屋に行こうという話をしてから一ヶ月、ドルヲタどもとようやく予定が合ったのは結局「現場の後のアフター」だった。ヲタクは忙しい。その頃にはなんやかんや盛り上がってしまい人数がどんどん増え、8人で行く予定になってしまっていた。

居酒屋の予約可能人数は3人~2人。このままでは普通には入れない。さてどうしたものか。

 

突然だが、アイドルには「ユニット」というものがある。

 

主に大人数のグループアイドルの中で、アイドルそれぞれのキャラクターや特技などのバランスを見て、ビジネスでいうところのプロジェクトチームよろしく、なんらかの大人の意図で組まれるものだ。

いくらいつも一緒に行動している気心知れた人間たちの集まりとはいえ、いざ「コミュニケーションの場」となると話は別だった。これから私たちが話しに行く相手はアイドルではない。相席屋に攻め入るには、お互いのキャラクターを最大限に生かし合える「ユニット決め」が非常に重要だと私たちは気づいたのだった。

 

●●は喋れるからメインで組んだ方が良いよね、○○と△△は一緒にするとヤベェから離そう、とさながらドラフト会議のようにお互いの得手不得手についてあーだこーだと離していると、ふと一人が口を開いた。

 

A「あよはさあ"本田くん"なんだよ」

 

私「ウン、本田くん推しだね」

 

A「いや"本田くん"ってさ、話はできるけど気持ちが全くこもってないんだよね。喋れるんだけど気持ちが全くこもってないの

 

 

 

「…………わかる」 *1

 

 

私の推し、BOYS AND MEN 本田剛文さん という人は、グループ内で賢いポジションを担っている。

 

MCを回したりイベントの締めの告知やコメントはだいたい彼に振られ、頭が良くとても弁が立つ反面、少々デリカシーに欠けるところがあり、頭より先に口が滑るときがある傾向にある。(※ヲタク調べ)

 

Aの指摘は図星だった。私は全く賢い方ではないが、下線を引いたように半ば口先だけで話し始めてしまうところは確かにある。なんなら高校生の頃から「あよ今適当に返事したでしょ!!!」と繊細な子のハートを踏み抜いてきた。自分の中の概念としての本田くんの存在に気づいてしまった瞬間である。

 

「私も俊くん*2みたいにちょっと面倒なところあるし……」

「じゃあうち若菜*3だわ……」

 

古のアイドルオタクからの言い伝えにこういうものがある。

「ヲタクは推しに似る」。

その言葉通り、気づけば私たちは「アレッ?この組み合わせそれぞれの推しに置き換えたら見たことあるユニットじゃね???」という「ユニット」で、それぞれ相席屋に"参戦"する運びとなったのだった。

 

ユニット結成のエピソードを考えよう!

結局、3人グループが二組、2人グループが一組でそれぞれ別の相席居酒屋に行く運びとなった。私が所属したユニットはこのような顔ぶれである。

 

・私 本田推し

・B 若菜推し

・C 勇翔*4推し

 

ボイメンをご存じの方ならこの並びでぴんときたかもしれないが、この本田・若菜・勇翔という組み合わせは3人とも92年生まれの通称「同級生トリオ」と非公式ながら呼ばれていた。まさしくユニットである。組み合わせを決めた瞬間「こんなん喋ったらマコライ*5のMCじゃねえか」と盛り上がった。

 

しかし「同級生トリオ」と決定的に違うのは、「そもそも同級生じゃねえ」ということである。

 

ユニットには結成時の逸話があるように、私たちも「どういう関わりの3人なのか」「なぜこの3人で相席居酒屋に来ることになったのか」という「エピ*6」がなければならない。まさか初対面の男性相手に「ボイメンの現場で仲良くなったんすよwwwwwwwあっボイメンって知ってます?名古屋の町おこしお兄さんなんですけど良かったらCD」といって配布芸をおっぱじめるわけにもいかない。3秒で自己紹介が終わるが、わざわざ相席居酒屋をセッティングした意味も同時に終わってしまう。

 

こうして相席居酒屋に向かう電車の途中で「私とCが大学の同級生(これはガチ)で私とBがもともと仲良くて、BとCと会わせたら意気投合した」という嘘と真を織り交ぜたフワフワしたエピを考えて望んだのだった。

(後日談ですが、特にフワフワしていた私とBの関係は案の定突っ込まれまくったので皆さんもユニットを結成することになったら細部まで決め込むか嘘をつかないことをおすすめします。)

 

そしていよいよ相席屋に向かった。終わったら他ユニットと合流して戦敗を報告しあう約束をして。

 

1組目:ゲットバッカーズ

相席屋に入って名乗った瞬間、チャラめの店員が「あよさん、会いたかったですよ^^」と迎えてきた。完全に出鼻をくじかれた。チャラめの店員高橋(仮)は私たちが席に着いてからの「初めて来られたんですか〜?いいですね〜!僕も会えてよかったです^^」と謎対応をかましてきて、おかげで緊張が飛んだのでありがたかった。

 

席についてからしばらくご飯を食べる時間があり、後々男性が来ることも忘れて3人でめちゃくちゃ食べた。料理はおつまみが中心で、唐揚げ、焼きそば、生ハム、チーズ、チョコファウンテンなどなど。めちゃめちゃに焼きそばを盛った段階で、ついに店員さんが「男性2名、ご案内してよろしいですか?」!!!!!来た!!!!!「はい!!!!!」

 

ついに男性2名と相席が始まった。感想は「えっ!めっちゃ普通の人やん!!」普通の優しげ~な感じの二人だった。二人は工業系の専門学校時代の友人で、職場に女性が少なく出会いを求めてきたという。普通!!めっちゃ普通!!もっとパリピなヤバイのが来ると思っていた私たちは「こらイケますわ」とめちゃめちゃ普通に自分たちの仕事の話、今日相席屋に来るまで何をしていたか、などを和気あいあいと話した。

 

「漫画読むの好きで〜」と男性が言った。ふと電車の中での作戦会議が蘇る。「もし好きな漫画とかの話になったらどうする?」「ワンピースが一番いいんだろうけど私読んでない」「私もアーロン様のところで止まってる」「どうしよう……

そう「オタバレせず話が適度に盛り上がる漫画」というカードを私たちは持っていなかったのだ。「斉木楠雄ぐらいならセーフかな……」と咄嗟に「そうなんですか!ジャンプとか?」とバントを打った。

 

「ジャンプ系もいいんですけど、マガジンかな〜、ちょっと昔の作品なんですけど、ゲットバッカーズ*7とか」

 

私・C「「ゲットバッカーズ」」

 

 

 

オタの悪い特性「好きな作品の名前が出るとなりふり構わず反応する」が発動した瞬間である。

 

ゲットバッカーズ知ってるんですかwwwww」「し、知ってます!!!」「『ユメは見れたかよ?』*8」「蛮wwwww」「私は雷帝*9派でした」「私は花月*10」「結局赤屍さん*11が一番かっこいい」なんだこれ。なんで相席屋で邪眼を発動させたんだ私。この時点でゲットバッカーズを読んだことのないBをおいてけぼりにしているので、オタの悪い癖2「知らない人をおいてけぼりにする」も発動していた。

 

しかしこのゲットバッカーズが功を奏したのか(?)「良かったらこの後ご飯行きましょう!」と早速アフターのお誘いをいただくことになる。邪眼か!?私たちがすでに邪眼にかけられているのか!?と「こらイケますわ」と3人で手ごたえを確認した。

そしてすでにこの時点で前述の「マコライのMC」状態だった。私の中の本田剛文が「ワシもっとイケるで!!」と言っていた。完全に飛ばしすぎだと思った。あややさんのブログ(街コンへ行って来たのでジャニヲタらしくコンレポを書いた - それは恋とか愛とかの類ではなくて)の中の

私は井ノ原快彦になるんだ

 という言葉がリフレインした。

私は本田剛文になるんだ。

 

2組目:森ボーイ×2

森ボーイが席に来たということ以外全く記憶にないので割愛します。

 

3組目:コンビニ店員のペ・ヨンジュン

 見出しからお察しいただけたかもしれないが、この3組目は手強かった。最後はメガネをかけた長身のイケメン風の男と、日に焼けたスギちゃんをもっと若くしたような男だった。

長身の方を見ながら私とBはほぼ口を動かさず「片方顔は良くね?」という合図をした。しかし「手強そうだ」とも。長身の方はイケメン風ではあるが、どことないダメ男感、ヒモ男感があった。ここは先手を打とうと思い「じゃあまず自己紹介から?」と私が言った時だった。

 

「出た~~ありがちなやつ~~」とヒモ風の男が言った。「やっぱそういうのから始まるよね~~」男はどうも決まり切ったような私の挨拶が気にくわないらしかった。ドルヲタ用語で言うなら「テンプレ病んだ」だな、と思いながら、私はうるせえ死ねという気持ちを抑えつつ「えーじゃないとなんて呼んだら良いかわかんないじゃないですか~!」と、なんとか自己紹介をする方向に持って行った。するとヒモ男は口を開くなりこう言った。

 

「名前は、ペヨンジュンです」

 

裏あよ(うっわめんどくせえ死ね)

 

表あよ「あーあー!あれっ最近あんまりお見かけしませんよね?」

 

沈黙

 

おいクソスベってんじゃねえかヒモ男

 

結果から言うと私のクソフォローもタイミングがズレてまとめてクソスベった。ペヨンジュンにも失礼だった。ヒモ男改めペ男はその場に顔を突っ伏しながら、小さい声で本名と「コンビニ店員やってます、29歳です…」と言った。「勝った」と思った。ペ男がみずからスベり散らかしたことでペ男の鼻っ柱はバキバキになったのである。

そしてペ男のおかげで同席していたスギちゃんをもっと若くしたような男がやたら良い奴に見えるというおまけ付きだった。スギちゃん(仮)はイベント会社に勤務している27歳だった。なんとペ男とスギちゃん(仮)はお互い一人で相席屋に行こうとしていたところにたまたま会い、一緒に来る流れになったのだという。「俺一番年上~~(笑)」とペ男が自虐的に言うのを、スギちゃん(仮)がフォローしないのもそういう関係だったからなのかと納得した。ペ男は特に友達にはなる気がないという感じがして、うんうん正しい判断な気がするよ、とスギちゃん(仮)に勝手に好印象を抱いた。

 

そこからは結果的にまた主導権をこちらで握った形となった。ペ男が私の中の本田剛文を見抜き「ちょっと黙ってみよう?」 などとイジってきたので、負けじと「いやいやいやいや~~!」と打ち返していたら「すごいね」「いや楽しいわ、俺こんなにしゃべると思わなかった」とだんだんとご満悦になってきて面白かった。とはいえ自分が主体にならないのは気にくわなかったのか「結構遊んでるでしょ~!」と皮肉を言われた。もちろん私はふだん推しにいかに接触でクソみたいなことを喋るかということしかコミュニケーションにおいて頑張っていることはなかったので、やっぱり「いやいやいやいや~~!」と調子よく答えた。そうしているとスギちゃん(仮)は「そんなにがんばらなくてもいいんじゃない?」と言ってくれた。ペ男のクソさも相まって、そんなことを言ってくれるなんて神かと思った。神かとは思ったが、なぜか恋愛的な感情は抱かなかった。

 

この時点で22時近くを回っていた。18時半に入店したので4時間近く居た計算になる。ジャニーズのコンサートのオーラス公演ぐらい長い。 ゲットバッカーズからのLINEも来ているし、他の店に行った他ユニットから「早く報告会しよ!」とのLINEもめちゃめちゃに来ている。あと私の声も終わっている。B、Cに「そろそろ出よう」と合図をした辺りでペ男が「この後カラオケに行かない?」と言い出した。

 

〜他ユニットからの相席屋LINE〜

他ユニット「まだ?????」

私「今のグループにカラオケに誘われてい」

他ユニット「は?」

私「るけど断って早く行きます」

他ユニット「待ってる」

 

結局ネタ発表会だよな!と私たちはぺ男とスギちゃん(仮)を蹴って女子アフターに行ったのだった。他ユニットの報告会も面白かったよ!!!「うちら絶対名前名乗らなかった」「なんでだよ」「そしたら私がうっかりAのハンドルネーム呼んじゃって焦った」とか。

 

終わった感想としては、個人的には満足感がとてもあった。しかしそれは、LINEのIDをいくつかゲットしたり店外タダ飯を食らえた事による満足感ではなく「仕事がひとつ終わった」「自分の力量を試すことができた」という、さながらアスリートのような自己満足感であった。同時に「同じ試合はもう二度とできない」とも思った。「その場を盛り上げること」にフルスロットルの力で臨みすぎたあまり「次の機会」に臨む体力まで使い切ってしまったのである。

店外タダ飯をおごってくれた二人からはのちのちもLINEが来たが、同じぐらいのテンションまで自分を持って行くのがつらく、結局縁は切れてしまった。

あとから別の友人に「目的変わってんじゃんwwwww」と笑われた。試合に臨む前からスパーリングで体力を使い切ってしまったのだから当たり前である。

 

C「あよさんがんばってたけどあよさんのヤバさはこんなもんじゃねえよって思いながら聞いてたよ!」「ショタショタパラダイスとか言うあよさん知ってるし!」

 

思えば私は初対面、それっきりの場面であれば「どう思われてもいい」という安心感の元に遠慮なく話をすることができるのに対し、いざ継続的な関係を続けようという努力をしようとすると途端に「何かぼろが出るのではないか」と身構えすぎてしまうところがあった。

最初にAに言われた「本田くん」を思い出した。口は回るが気持ちが全くこもっていないという、私の中の概念としての本田くんの存在は、私の力になりこそすれ、私を本当に助けてはいなかったのだった。

相手によく思われたいという見栄でだんだんと自分を偽るようになり、本来の自分から少し背伸びした虚像を作り上げた結果、それを維持することが面倒になってしまう。相席居酒屋でめいっぱい背伸びをして疲れ切ってみて、自分のそういう本質の存在について認めることができたのは一つの収穫だったといえる。

 

私がMCに徹しているイジリが始まったときに「わかるよ、なんかしなきゃって思って話してくれるんだよね」「でもそんなにがんばらなくてもいいんじゃない」とフォローしてくれるスギちゃん(仮)のような人も居たにもかかわらず、ありがたいと思いながらあまり恋愛的な感情が動かなかったのは「ぼろを出さなかった!」という満足感がありつつも、どこかでがんばりを否定されたような気になっていて、そういう自分の「がんばり」ごと認めてほしいという欲があったからだと思う。

 

次回があれば、最初から飛ばしすぎないようにゆっくり飯でも食いながらスパーリングに臨みたい。ショタショタパラダイスとか言っても許されるような相手を見極めることができれば。

 

ちなみにゲットバッカーズとのアフターは顔出したんですけど全然面白くなかったので特筆することはないです。

 

 あと完全にこれは余談なんですけど、アイドルの「テンプレ対応*12」の仕組みがよくわかった!!!ずっと男性2対こちら3の人数の対比だったので「ほんと3人でごめんなさいね〜!」ってずっと言ってた。あとは「わかります」「ほんとそれですよね」「ワンチャン」って言えれば1時間は話が持つという…。いやそらまずはテンプレ対応になるわ!相手の事知らんもんね!

 

あとは個人的な良いところ/悪いところのレポート。

 

●悪いところ…

・次から次へと男性グループが来るので飯を食っている時間が意外とない

・料理を取りに行くときにたまたま他の席の男性としゃべれる、というタイミングはあるものの、基本的には自分たちの席に案内されてきた男性と話すことになるので運ゲー。店内ですれ違って「あ、あの人かっこいいな!」と思ってもほぼノーチャン。

・私が行ったときは店員さんが「キャンペーンをやっていて~」と「席替えくじ」タイムがあり席替えのタイミングが設けられていたが、基本的に女性側から「チェンジ」がし辛い。(よっぽどな時は店員さんがキャバクラのボーイのようにうまいこと席を変えてくれるようですが…)

→同系列の他の店に行った子たちのところはこういうキャンペーンもなくて、席替えもできなかったらしい。これはちょっとネックかもしれませんね。。。

 

●良いところ…

・タダ飯(=アイドルとのツーショ代を犠牲にしなくてもいい)

 →ラフに行ける=「ガチ感」(※ガチで彼氏がほしい感)が少ない

  →普段アイドルの話しかしていないまだお互いのネッチャリとした女の一面を見せきっていないドルヲタ仲間とも行きやすい

・「相席屋行ったwwwwwwww」という話のネタに使える

 →接触ネタに使える

 

 

結論:まずオタ卒しような。

 

 

 

後日談

ちなみに翌々日にガラガラな声で推し(本田剛文さん)に接触で相席居酒屋に行ってきたことを伝えたところ、

 

 

というような反応が返ってきました。

 

相席屋に居た男より私のことわかってくれてんじゃ~~~ん!!!!!!!!!(こうしてドルヲタは辞められないのであった)(完)

*1:※「本田くん気持ちこもってないのわかる」と「私気持ちこもってないのわかる」の意

*2:BOYS AND MEN メンバー 田中俊介。クールキャラで兄貴分だがたまにイジりにくく地雷がわからない

*3:BOYS AND MEN 元メンバー 若菜太喜。ゲラ。にぎやかしの笑いが得意

*4:BOYS AND MEN メンバー 勇翔。(ゆうひ って読むよ!)顔がめちゃくちゃかっこいい。寡黙だがヲタク趣味があり、自分の好きなものの話はキラキラしながらよくしゃべる。

*5:「同級生トリオ」が所属するボイメン内グループ「誠」のライブのこと。

*6:エピソード

*7:GetBackers -奪還屋-』(ゲットバッカーズ だっかんや)は、『週刊少年マガジン』に1999年から2007年まで連載された漫画作品。裏新宿を中心に依頼者の奪われた物を取り返す裏稼業・奪還屋『GetBackers』の美堂蛮と天野銀次のコンビの活躍とバトルを描いた少年漫画。(ウィキペディアより)
めっちゃ面白いよ!!!!

*8:主人公美堂 蛮の特技「邪眼」発動の決め台詞。相手に1分間の幻影を見せる。

*9:主人公天野 銀次の通称。体内で電気を自在に発する事ができるので雷帝。

*10:風鳥院花月。だが男だ

*11:赤屍 蔵人。人を切り刻むのが趣味のヤバイ人。

*12:握手会などで誰にでも言う言葉、の意。「ありがとう〜」とか

結局ボイメンにいくら使ったの?2015年総決算

12/31ですね。今日はカウライです。ジャニオタの名残でついカウコンと言ってしまいます。

前回の記事の

a-yo.hatenablog.com

 現場振り返りと合わせて、ずっとやっときたかった「結局ボイメンヲタになってからいくら使ったの?」というネタをやろうと思います。計算には「zaim」という家計簿アプリを使いました!初期設定さえしてしまえばほとんどレシートの読み込みだけで勝手にカテゴリ分けをしてくれるので便利なアプリです。まあボイメン現場じゃレシートなんかほとんど出ねえからほとんど手打ちしたけどな!ハッハッハ! 

○いろいろ含めたすべての合計金額

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はい出ました!858,487円!!!テラハの広告トリミングするの忘れてるわ!!!

今の素直な気持ちとしては、声高に「貯金しろよ」という私と「えっ86万であんなに楽しい一年だったの?割と安くない?」という私が共存している、という感じです。

もうこういう記事を書くにあたっていろいろ隠してもしょうがないと思うので書きますが、県内実家暮らしOLの大体年収の4分の1です!!!本田くん!!!年収の4分の1を!!!私は本田くんに使いました!!!いえーい見てる!??貯金しろって言って!!!!!

 

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これをやるためにボイメン関係のレシートは一応取っておいたりチケットはファイリングしたりしていました。さっき思い出したけど「やっべしゃべくり本ちゃんの写真買ったわ」とかポロポロ計算し忘れもあるのでプラマイ5万前後ありそうですが、なんだろう、もう正気じゃないから多いのか少ないのかわかんないんだよね。

 

○内訳:CD 82,730円

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こういう感じで記録していました。

ちなみにニンジャは12/31現在28枚(初回A+B+C 8セット、C4枚)です。

ARCは15枚(初回/通常7セット+通常1枚)ぐらいでした。ノリで配りきってしまい、もともとあげる予定だった友人何人かに渡せてない状況なのでARC持て余してる方良かったら私に配らせてくださいませ、、、。

 

○内訳:DVD 159,269円

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ボイメン関係のDVDは舞台「鍵」以外は持っています。ちなみに普通に買ってたらこの金額にはならないです!!!正直このうち10万はなんかそういうアレな金額だよ!!!

前回の現場記録をご覧くださった方はわかるかと思うのですが、私はいわゆるガイシからの新規でして。その上クソヲタをこじらせているので昔のDVDを買い揃えてしまったんですね。「正規のルートではもう買えんでね」(by本田くん)というDVDをどう買い揃えたかは明言しません。まああれだよ、某フリマアプリだよ。

 

○内訳:グッズ 279,876円

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これはご覧の通りほぼ「物販」ってやつです!!!BDの写真などなどもここに同じく計算しているので全てが物販ではないですが、チェキなどもここで計算しました。

案の定この割合が一番多かったです。あと計算してたら私アニバのデニムポーチ3つ買ったらしいんだけどあと2つどこにいった?

 

○内訳:雑誌 5,225円

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出ちゃってる!!!フリマアプリの名前出ちゃってる!!!

これは確かもっと買ったはず、、、週刊女性とかも買ったはず、、、AJとdanとケリーはバッチリ保存してるあたりわかりやすいな私、、、。

 

○内訳:カフェ 8,747円

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言わずもがなボイメンカフェにつぎ込んだ金額です。屋台限定販売の写真の金額やハローキティカフェ時代のキティちゃんのぬいぐるみのキーホルダーとか買った金額もここにぶち込んだので割高に見えるかも。っていうかアイスカフェオレ好きすぎかよ。

 

○内訳:チケット 163,902円

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重複して持て余したりしたチケットはなんとかはけさせたりしたので、ここには自分で入ったチケットの金額のみ入れてます。イープラとローチケにつぎ込んだ金額で何公演入れるんだって感じだけどそこはもう考えない!!!

あとチケットには積まないので基本定価ですということも。グッズ代の方がチケット代より上回ってるの笑うよな。。。

 

○内訳:交通費 74,850円

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不幸中の幸い(?)としては現場がほぼ県内で行われる+名古屋市内までの定期を持っている関係で交通費がかなり押さえられたのではないかということ。それでも7万使ってるからちょっとここはもう少し頑張れたかな、、、。イベントを辺鄙なところでやるからタクシーを使ったり、物販の時間が新幹線じゃないと間に合わなかったりとか、なかなかどうしようもなかった部分はあったのだけれども。

 

○内訳:諸費用 37,584円

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サイリウムとかペンライトとか、ディナーショーとかライブ前のヘアセット、電池とかうちわの材料とか、内海ウォーターイベントの水てっぽうとか(笑)をここで計算しました。あとハロウィンチェキのスカイデッキ料金とかね。ドルヲタはチケ代以外にも金かかるのだなあと実感しました。。

 

○余談:今年の食費とか娯楽費とか

現場行ってたら他にもかかるのが食費!あとイケメンに会うための服!顔!ということで食費や娯楽費でレシートもらえた分はつけてました。朝ごはんは自宅で食べる派です。

こうして見るといいもん食ってねえ感が出てますね!!!来年はイケメンに会うためにまずイケメンに会うためにいいもんを食べます!!!

 

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○総括

あくまでボイメンだけに使った金額で86万だったので、そういえば他にも今年キスマイ観に福岡飛んで6万ぐらい使ったな……ドリボはS席12,000円だな……ヘヘッ、とか考えだすともう終わるからそこは考えません。

自分への戒めとして書いた記事ですが、接触系アイドルにハマってしまったヲタの金銭感覚の参考になれば幸いです。個人的な感覚では私は全く積んでない方だと思うし、上には上がいると思います!

最後に!

 

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(参考:バースデーイベントフォトセット[写真10枚]の納品書)

 

送料たけえんだよフ○ーチュン!!!!!

2015年の現場を振り返って

2015年は個人的にはめちゃめちゃに現場に行った年でした。

○ボイメン 85現場

0228 ボイメン☆騎士『THE FINAL』夢の1万人ライブで重大発表!「オレ、卒業します。」@日本ガイシホール
0307 イケメン☆ナゴヤ〜新章〜 3部@オアシス21
0308 イケメン☆ナゴヤ〜新章〜 2部@オアシス21
0320 とよたまちパワーフェスタ@豊田市駅GAZA広場前→チュウキョ〜まつり@久屋大通公園
0321 チュウキョ〜まつり@久屋大通公園
0404 「サムライ・ロック」リリース記念BOYS AND MEN1万人握手会@オアシス21
0412 イオンモール熱田物販&特典会@イオンモール熱田
0418 名古屋空港から出かけよう!日本各地の観光・物産巡りフェア@オアシス21
0419 公開まで待てないっ!!映画サムライ・ロック スペシャルDVD即売&サイン会@東急ハンズANNEX店
0426 CBCラジオ「デンパーク公開録音」@安城市デンパーク
0429 「ARC of Smile!」発売記念ライブ+特典会@イオンモール熱田
0503 映画「サムライ★ロック」完成披露先行試写会@東建ホール
0510 「だんぜん!!LIVE #5」@サンシャインシティ噴水広場(ボイメントウキョウ)
0511 「ARC of Smile!」発売イベント@TSUTAYA名古屋栄店
0513 「ARC of Smile!」発売イベント@イオンモールナゴヤドーム前
0517 「CBCハウジング」ボイメン体操DVD2販売会&サイン会@CBCハウジング 長久手住まいの公園→蟹江インター住まいの公園
0522 まちバル公開収録→「ARC of Smile!」発売イベント@イオンモール浜松市
0524 「ARC of Smile!」発売イベント@イオンモール名古屋みなと
0527 「ARC of Smile!」発売イベント(発売日日付入り)@イオンモール熱田
0529 「ARC of Smile!」発売イベント(CDの盤面サイン)@イオンモール熱田
0530 イケメン★ナゴヤ2015~セントレアの章~@中部国際空港セントレア
0606 TV塔イベント@名古屋テレビ塔CBCこども合唱フェスティバル@名古屋市中区新栄・CBCホール
0613 将軍談義@名古屋テレビ塔
0614 アスナル革命「ボイメン祭り」@アスナル金山
0704 「BOYS AND MEN」「SAKAE GIRLS」スペシャルステージ@ナゴヤドーム Dステージ
0705 夏フェス@Zepp Nagoya
0711 イオンモール熱田感謝感激祭2NDトークショー&ライブ@イオンモール熱田
0718 ライブイベント@イオンモール大高
0726 CBCラジオ夏まつり@名古屋栄 久屋広場・エンゼル広場・光の広場
0730 ボートレース蒲郡「BOYS AND MENスペシャルライブ」@ボートレース蒲郡
0807 まちバル公開収録@エアポートウォーク名古屋
0810 感謝感激祭2NDイベント企画 BOYS AND MEN トークショウ&ライブパフォーマンス@イオンモール熱田
0812 夏フェス@CLUB JANUS(大阪)
0813 夏フェス 二部@CLUB JANUS(大阪)
0815 BALI BALI YanKee Island販売会+サイン会@東急ハンズANNEX店
0816 バリ写真集サイン会@イオンモール熱田
0822 24hTV@刈谷よさみ
0823 24hTV@刈谷よさみ→久屋大通公園
0825 海の家「内海 松下屋」@田村侑久、本田剛文
0826 フォーチュンラジオ@エフエム豊橋
0828 映画「サムライ・ロック」キャスト(出演者)サイン会(田村&本田&平松)@センチュリーシネマ
0829 ちたはんとう太鼓祭@ビアシティ南知多
0830 「BOYS AND MEN 全国制覇第一幕 ボイメン☆MAGIC 夏の陣~どえりゃあ騒ぎになるぜin内海~」@千鳥ケ浜特設ステージ
0831 イオンモール熱田感謝感激祭2NDトークショー&ライブ(田中・本田トークショー)@イオンモール熱田
0905 『SUMMER+SUMMER!!』DVD即売会@BOYS AND MEN CAFE→「スマイルデーなごや」イベント@オアシス21 銀河の広場
0916 フォーチュンラジオ(劇団ボイメン)@エフエム豊橋
0919 BOYS AND MEN 5th Anniversary Special Live@日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
0920 BOYS AND MEN 5th Anniversary Special Live(一部、二部)@日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
0922 NARAKOI Open Air2015@奈良春日野国際フォーラム甍IRAKA野外特設ステージ
1001 なごやめし博覧会オープニングイベント@名古屋テレビ塔
1004 「BOYS AND MEN全国制覇第二幕 ボイメン☆MAGIC 秋の陣~待たせたな東京~」@日比谷公会堂
1007 フォーチュンラジオ(劇団ボイメン)@エフエム豊橋
1010 夢幻不条理劇「蜘の糸」@名古屋能楽堂
1013 「田村侑久バースデーイベントin Zepp NAGOYA」@Zepp Nagoya
1018 アイシンシーホース三河VS日立サンロッカーズ東京@福井県越前市 武生中央公園体育館
1019 サムライロックフェア 2ショットイベント(本田剛文)@BOYS AND MEN CAFE
1022 ハロウィンチェキ撮影会(寺坂頼我、高崎寿希也)@名古屋テレビ塔 スカイデッキ→サムライロックフェア 2ショットイベント(土田拓海)@BOYS AND MEN CAFE
1024 東海テレビ感謝祭@久屋大通公園
1107 「しゃべくり本ちゃんのバースデートークショー」(一部〜四部)@BOYS AND MEN CAFE
1111 「スポライ2015」@愛知県体育館
1118 「平松賢人バースデーイベント」@ell.FITS ALL
1121 CBCラジオ秋まつり2015@岡崎公園多目的広場
1123 『BOYMEN NINJA』リリースイベント@近鉄Pass’e 屋上イベントスペース
1204 『BOYMEN NINJA』リリースイベント(若菜衣装)@イオンモール熱田
1205 研究生(寺坂頼我・北川せつら・高崎寿希也)ソロイベント@BOYS AND MEN CAFE
1206 『BOYMEN NINJA』リリースイベント@イオンモール明和→『BOYMEN NINJA』リリースイベント@イオンモール熱田
1211 まちバル公開収録
1215 「佐伯・吉川トーク&ライブイベント」@BOYS AND MEN CAFE
1219 『BOYMEN NINJA』リリースイベント(一部・二部)@大阪 くずはモール 南館ヒカリノモール 1F SANZEN-HIROBA
1223 Premium Christmas Dinner Show 2015@名古屋観光ホテル
1224 『BOYMEN NINJA』リリースイベント「クリスマスイブスペシャルトーク&ミニライブ」@イオンモール大高
1225 Uta-tube公開収録@NHKホール
1226 誠 Zepp Nagoyaライブ@Zepp Nagoya
1227 BOYS AND MEN研究生Zepp Nagoyaライブ@Zepp Nagoya→Yankee5 Zepp Nagoyaライブ@Zepp Nagoya
12/31 BOYS AND MENカウントダウンライブ@Zepp Nagoya

○他 15現場

0105 キスマイ新春イベント@横浜アリーナ
0110 SMAP@ナゴヤドーム
0124 相対性理論@Zepp Nagoya
0207 バンドじゃないもん!@新宿BLAZE
0211 ゲスの極み乙女@ダイヤモンドホール
(0413 キノコホテル×撃鉄(o.a.八十八ヶ所巡礼)@新栄クラブロックンロール ※仕事で帰れず行けず、、)
0509 KAT-TUN 9uarter@東京ドーム
0520 女王蜂@E.L.L
0531 GRAPEVINE@ダイヤモンドホール
0912 キスマイ@福岡ヤフオク!ドーム
0913 キスマイ@福岡ヤフオク!ドーム
0923 八十八ヶ所巡礼@新栄クラブロックンロール
0927 DREAM BOYS@帝国劇場
1028 キスマイ@ナゴヤドーム
1029 キスマイ@ナゴヤドーム
1211 八十八ヶ所巡礼@新栄クラブロックンロール


ボイメン現場に関しては指で数えたから数え間違えてる気もしないでもないけれど、他現場と合わせてなんだかんだで100現場行ってた。私の今までの経験からするとクソほど増えた。去年は確か35現場ぐらいだったので、実に3倍になっている。

書き起こしてて、だいたい何があったか思い出せるし全部それぞれ楽しかったけイベントとして特によかったなーと思ったのはぶっちぎりで9月22日の「NARAKOI Open Air2015」通称ナラコイ!!!もうナラコイはマジで一番楽しかった!!!この日は本当に対バンのカルメラさん、あゆみくりかまきさんのパフォーマンスがすごくて、正直「やばいボイメン常夏10回ぐらいやらないと負ける」って思ってたんですけど、二組のパフォーマンスの熱量とそれに当てられたお客さんのノリみたいなのにボイメンの熱量も乗っかってきた感じがして、ライブとしての盛り上がりが凄まじかった印象があります。
あゆくまのファン(マタギというらしい)の方のメリゴに混ぜてもらったり、カルメラファンもマタギもボイファミも一緒くたになってウリャオイ!したヤンファイソーレは本当にサイコーだった。。あの場で恋レピとあゆくまのCD配布会が行われていたのもこれぞドル現場!な雰囲気があって良かったですね。翌日お互いのファンやらカルメラのメンバーさんがエゴサしまくってファボ祭りだったのも覚えてる。

次点はほんたむの内海かな。もう何か距離感なんなんだよって。これ面白すぎたし↓

だむだむとわたしの分の水汲もうとしたら推しに「そんなんやったるがなあ!座っとれ座っとれえ!(しっしっ)ごめんな本ちゃん今おでかけしとったでな!ズーミー(水)ぐらい持ってくわあ!でもこれどっちがどっちのかわからんくなったでね!まあ気にせんよね友達だから!」って言われる世界、松下屋。(16:28:13 - 2015年8月25日)

あとほんたむの仕事人っぷりが間近で見れたのが良かったです。

ガイシ、マコライ、しゃべくり本ちゃんのバースデートークショーはあの瞬間の本田くんやメンバーを見れて良かったという気持ちが大きいのでちょっと別格扱い。
ゆうぴんの蜘の糸もとても良かった。役者になりたいっていう夢が一番似合うなと思ったし、ゆうぴんならなれるような気がしました。
ボイマジ絡みのイベントは(チケの売れ行き的に期待されていなかったのか!?と心配した)日比谷が存外ナイスセトリ、ナイスコントで「秋の陣」というよりは夏フェス総決算!といった感じで全体的にまとまったクオリティの高さがあった印象。

 

いくら使ったかは(恐ろしいけど)おいおい振り返るとして、あの2/28にたまたま何の撮影もなくて軽率にガイシに行ったのは全く間違いじゃなかったなーと思いました。だから来年はもっともっと大きい場所でボイメン見られたらいいよねーと個人的には思います。(あとは接触ないライブももっと増えたらいいなと思う。めっちゃ楽だったしね、、、)ボイメン共々、私自身も飛躍の年になりますように。

「しゃべくり本ちゃんのバースデートークショー」全通を終えてレポート

構成

 

衣装について

※米国ライセンス商品なのでお店によって様々な値段の幅あるようです

 

1部 テーマトーク 納得いかない話

 

1部 本ちゃんがゴチャゴチャ言うコーナー テーマ:ガンダム

 

1部 本田人気者プロジェクト

 

1部 一問一答

 

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2部 テーマトーク 焦った話

 

行きたいところ

 

タイプの話

 

2部 一問一答

 

2部 本田人気者プロジェクト

 

 

3部テーマトーク 疲れた話 

 

タイプな話

 

本田がゴチャゴチャ言うコーナー テーマ:アベンジャーズ

 

本田人気者プロジェクト

 

 

 

 

 

一問一答

 

 

 

 

4部テーマトーク 興味があること

 

テーマトーク 余談

 

テーマトーク 欲しいもの

 

本田がゴチャゴチャ言うコーナー テーマ:必殺仕事人

 

随時更新します〜〜

「復讐したい」キャスティング予想とキャラ考察

<!「復讐したい」小説本編内容のネタバレを含みます!> 

グロテスクな内容は灰色の文字にしてありますが、苦手な方は閲覧をお控えください。

 

natalie.mu

 

推しグループBOYS AND MENに自社制作以外の映画出演が決まりました。「山田悠介さん原作の『復讐したい』の実写化です!!」聞いた瞬間は正直「不!!!安!!!」だったよ!一気に園子温監督のリアル鬼ごっこが頭を過ぎったからね!(学ランの男どもが次々ポップでキッチュに惨殺されるのかな?とか思った)

私自身山田悠介さんはどの作品も未読だったので、良い機会だと思い今回原作を拝読しました。キャスト発表前に少しキャラクターと内容の整理を兼ね、それぞれのキャラクターの容姿や特徴が分かりそうな文を引用しつつまとめておきます。キャラ予想のたたき台になれば幸い!

 

あらすじ

 2020年、被害者遺族による怨恨事件が増加した日本では「復讐法案」が可決された。「復讐法案」では、重犯罪による被害者は加害者に対し「復讐」か「裁判」を行うことが認められる。「復讐」とは、ある一定下の条件で犯人を殺害することができるというもの。

 妻を殺害された高橋泰之は容疑者・小寺諒に対し復讐を宣言し、できるだけ残虐な方法で小寺を殺害するため「復讐」が行われる蛇岩島へ向かう。

 島には時をほぼ同じくして「毒ガス殺人テロを起こしたカルト教団教祖と信者三十五名(世界プラーナ教団)」への復讐、「二十年間少女を監禁した男(角田)」への復讐が行なわれていた。(特に説明もなくヌルっと展開するけど、この「あらゆる復讐が同じ場所でほぼ同時刻に行われていた」というのがこの話の肝です。)

 

「復讐」のルール

・「復讐」を選択した遺族は「復讐者」となり、加害者(「受刑者」と呼ばれる)に一定の条件下のもとで「復讐」(自らの手で加害者を殺害)することが出来る。
執行場所はかつてウイルスの蔓延によって島民がいなくなり無人島と化した島「蛇岩島」によって行われる。ここでは法律は適用されず、誰が誰に何をしようと一切罪に問われない。(復讐者が受刑者を殺害しても罪に問われない。逆も然り)

・制限時間は100時間で、時間内に復讐者の「復讐」が果たせなければ、受刑者は無罪放免となる。しかし、時間切れになっても受刑者が島のどちらかにある北門/南門のどちらかから脱出しなければ復讐は終わらない。つまり時間内に受刑者を見つけ出せなかった復讐者は最終的にどちらかの門の前で待ち構えていれば、受刑者と相対することができる。(「運命の選択」)

・復讐者にはスタート時に手榴弾、マシンガン、拳銃、バタフライナイフなどの武器が与えられ、弾薬などは補充可能。他、食料、懐中電灯、救急道具、そしてGPS付きの電子地図が与えられる。このGPSは受刑者が半径100m圏内に居る際に作動する。(自分の仇のみ。他の復讐者の仇が近づいてきても作動しない)

・受刑者には武器食料等は与えられず、耳にGPSの送信機を取り付けられ、電子地図のみが渡される。 さらに逃走できるエリアが10時間ごとに狭まっていき、立ち入り禁止エリアとなったブロックに立ち入った瞬間、監視役の警官が現れ復讐者の元まで連れて行かれ、無抵抗状態で復讐を受けることとなる。

 

キーとなる事件

高橋泉殺害事件

受刑者:小寺諒

復讐者:高橋泰

世界プラーナ教団関連事件

『板垣弁護士一家殺害事件』…教団と対立した弁護士・板垣智也を含む一家が殺害された。

『熊谷ソマン事件』…毒ガス「ソマン」により、近隣住民の5人が死亡。

二子玉川デパートソマン事件』…毒ガス「ソマン」により、30人の死傷者を出す。

受刑者:世界プラーナ教団の教祖・神河聖徳とその信者37人

復讐者:一連の事件の被害者(『世界プラーナ教団事件被害者の会』)57人

世田谷少女監禁事件

自分の好きなアニメキャラクターに似ていた当時8歳の少女を二十年間監禁し、部屋に閉じ込め、行動範囲を狭めて洗脳した。

受刑者:角田敦郎

復讐者:星野範子

 

各キャラクター考察 

高橋 泰之(たかはし-やすゆき)

「とても容姿端麗とは言えず、性格もまだまだ子供じみたところがあり」

主人公。復讐者。大手不動産会社勤務。

彼が妻を殺された恨みから「復讐」を選ぶのが物語のきっかけ。物語が進むにつれてだんだんと残虐な性格になり、仇を討つためなら手段を選ばず他人も利用するようになる。妻を殺された悲しみがきっかけか、復讐に囚われすぎるあまり、冷静な判断や人間らしい感情を失ってしまった印象を受ける。

 

高橋 泉(たかはし-いずみ)

「美しい顔立ち。品のある佇まい。慎ましさと聡明さを併せ持ち、とても家庭的な女性」

小寺に殺された高橋泰之の妻。料理教室の講師をしていた。

 

小寺 諒(こでら-りょう)

「背は百六十センチと小さく華奢で、髪はやや長め。」「二十一歳とは思えないほど童顔で、端正な顔立ちである。とても人を殺すような人間には見えなかった。」

受刑者。主人公・高橋の仇で、高橋泉殺害事件の容疑者。普段は秋葉原のコスプレショップでアルバイトをする、少女漫画だけが生きがいのアニメオタクだったが、親が病気から回復したことを神河のおかげだと思い込んだことがきっかけで教団に入る。

やたら「端正な顔立ち」という描写が出てくる。角田という同じく島に居る別の事件の容疑者と同じアニメサークルに入っていた。

逃げるために探知機を付けられた耳を自ら切り落としたりと、狂気的な一面を見せる。が、結局は高橋に無残に殺される。

殺され方がかなりえぐいので、推しがこの配役にされるのを見てられない方もいるのではないかと…足切り落とされて廃屋の玄関口に打ち捨てられる推しを真顔で見られるって割と特殊な性癖では!?

 

星野 範子(ほしの-のりこ)※ネタバレ大

「病的なほど痩せているが、髪を結って健康な身体つきになれば、見た目は泉そのものであった。」

復讐者。殺害された高橋泉に瓜二つの美しい女性。角田に20年間幽閉されていた。

身を守るために自分の仇(角田)以外もあっさりと殺す。

実は角田に命令して(角田は星野の命令を受けて小寺に泉を殺害させる)泉の殺害を企てた真犯人。泉と一緒に誘拐され「同じ顔は二人もいらない」と泉だけ解放されたことを恨んでいた。

 

角田 敦郎(つのだ-あつろう)

「でっぷりとした身体を揺らしながら」「その声は五十過ぎというにはあまりに子供っぽく」「オカマのような口調だった」

受刑者。星野の仇。星野にアニメキャラクターの幻影を見て、20年間幽閉していた。

まあいわゆる太ったおっさんですね。すわ真犯人か〜〜!?と煽られて数ページで実は黒幕は裏にいた〜〜!って感じになる。だって元を正せばこいつが悪いんだよ!なのに高橋は「星野が裏で糸を引いていた?」みたいになってビックリして殺しちゃうんだよ!角田が星野範子と泉を誘拐しなければ星野の恨みも発生しなかったんだよ!

 

神河 聖徳(かみかわ-せいとく)

 「髪の長い髭の男」

受刑者。世界プラーナ教団の教祖。

もう描写からしてまるっきり有名な某教団の某教祖を彷彿とさせるので、高橋や小寺とはまた違った意味で慎重なキャスティングをお願いしたい…。たぶんボイメン内ではキャスティングされないだろうな。神河の内面に関する描写はほとんど出てこないのでより気味悪さがあります。唯一「醜い者は不味い」「喰うのなら、綺麗な顔を持つ男だ。」と独白があって、飢えた信者に向かって小寺を喰うために連れてこいと指示する辺りぐらいしかパーソナリティが見えるシーンがない。まあ教祖にパーソナリティもへったくれもないと思うけど。

 

板垣 潤也(いたがき-じゅんや)

「板垣は二回り近く年下の泰之に丁寧に挨拶をした。」

復讐者。『世界プラーナ教団事件被害者の会』代表。『板垣弁護士一家殺害事件』により、兄の智也を殺害される。

集団の輪を乱して単独行動をした前田たちを責めるでもなく「心配していた」と改めて迎え入れたり、息巻く復讐者を取りまとめて的確に指示を下すリーダー的な存在。この話の中で唯一理性を持ったキャラクター。

 

前田 達也(まえだ-たつや)

二十歳の青年。復讐者。『世界プラーナ教団事件被害者の会』の一員。『熊谷ソマン事件』で兄を亡くす。

「行きましょう。これ以上グズグズしてらんねえ」「俺は一人で行動する。その方がよっぽどマシだ」などと言って序盤からテンプレートすぎる死亡フラグセリフを吐き捨てて単独行動をしてしまう。次の出番は死体かと思いきや、武器や食料などを信者たちに奪われてなすすべもなくなっているところを高橋と遭遇する。なすすべもなくなったところで「結局あんたも俺も復讐を果たせない」と自暴自棄になる(ちょっと面倒臭い)キャラクター。

 

日野 翔太(ひの-しょうた)

「明らかに泰之よりも若く、綺麗な顔立ちをしている。背は高そうだが、華奢な身体つきだった」

復讐者。『世界プラーナ教団事件被害者の会』の一員。『二子玉川デパートソマン事件』で妹を亡くす。

転んで足を捻挫しているところで高橋と遭遇する。

序盤で「僕は復讐には絶対反対でした」「復讐が決まった以上、僕だけ降りるわけにはいかなかった」とか言うからこのへたれはフラグかな?逆上して板垣辺りを殺すんだろうか?もしくはこいつが最終的に神河にトドメを刺すデスノートの松田みたいなキャラなのかな?と思ったら何も無く終わる。(ただのへたれだった。本当にビックリした。後半は「高橋さん!復讐は果たせましたか!?」とかしかセリフない。)

 

個人的なキャスティング予想

主人公/泰之…ポジション的には水野さんかな?と思いますが、主人公にしてはかなり病んだキャラクターなので水野さんが役柄に引っ張られて普段のテンションまでどんよりした感じにならないかが心配です。

小寺…個人的にはゆうぴんか本田くんかなあと思います。演技力的にゆうぴんかな?顔が美しいアニオタっていうのもぴったり。

星野…めちゃめちゃ個人的には性別違うけど小林豊さんにやって欲しいです!!単純にゆーちゃむに幽閉されていた顔の美しい殺人鬼っていう設定を押し付けたいっていう欲望だけで!

板垣…クールな年上役ということで俊さんかな?

前田…血気盛んな若者って感じがするのでつーじーかな?というかなんかもう完全につーじー。うまく言えないけどすごくつーじー。

日野…本田くんは小寺と見せかけてこのあたりだと思ってる。妹の仇を取るために返り血を浴びる本田くんは見たい。

 

演じて問題がなさそうな主要キャラ(神河あたり個人的にはゆうぴんに「醜い者は不味い」とか言ってほしさあるけど、教祖っていうのがな…問題がありそう…)がこのぐらいしかいないので全員分の予想ができないのが辛いところ。。。商業映画だし、推しの狂気的な表情が見られてオイシイかも〜〜♡みたいなキャラばっかりなのでもうそういう映画だと思って(笑)ボイメンがどういう風に演じるのか、あとどこまで再現されるのか、、、を楽しみにしてようかな!というモチベーションです!

わんだほでの発表が楽しみですね!!